先日、娘の結婚情報の収集で某雑誌の来店型のショップに行きました。結婚式場の案内だけでなく結婚時の保険の見直しまで提案してくるんですね。その時に担当の人が保険募集人は「内閣総理大臣から保険募集人登録を受けています」とたいそうな説明で誰でも取れる一般課程試験をさも国家資格のごとく私の説明通りなら保険加入も間違いないという大げさな奴で驚きとともにあきれてしまいました。
世の中にたくさんのFPを名乗る人がいます。テレビや雑誌でコメントするFPもいれば証券会社や銀行、保険会社、はては住宅関連の営業マンまでFPを名乗ります。
ところでFPとは法的には資格の有無を問わずだれでも自由に名乗ることができるのです。しかしたいていの場合は能力を裏付ける資格を持っているのが普通です。一番多いのがFP技能検定、これは、保険とリスク、ライフプランニング、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続事業承継の6科目の試験を受けて認定を受けるもの。これに受かると、1級または2級技能士となり、さらに日本FP協会で認定受ければAFP,CFPとなります。これらは継続教育が資格維持に必要な為、最新の情報に詳しいと一般的には言えます。また、保険専門の生保協会認定FPというのもあります。