2011年 1月の記事一覧

«Prev1Next»
11年01月30日 23時30分51秒
Posted by: kane4611
フェイスブックが原因となった今回のムバラク大統領の退陣要求デモ。そのデモ活動は各地で発生し、ショッピングセンターが略奪にあうなど治安が悪化しています。

こういった中で金融市場はいまどのように動くのでしょうか。

今日の時点で起こっていることは株式相場が急落し始めています。投資家が株式相場の不安から株式相場から撤退しているからです。

それでは撤退した資金はどこへ行くのかというと株式から比較的安全資産である金や原油など商品相場、そして「有事のドル買い」といわれるように米国債などにマネーは流入していきます。

明日からの相場次第ですが、長期にわたってこの流れが続いていくと原油価格は我々のガソリン代に影響してきますし、米国債にマネーが流入すると米金利が下がるので、円買いドル売りが起こり、円高方向に向かうようになってしまいます。

あくまでも傾向をお話ししたわけですが、外国で起こったこういった事件は直接的には対岸の火事のように思えます。ところがよくよく考えるとグローバル企業にはやはり大きな痛手を与えていますし、金融の流れを見ていくと他人事ではなく十分日本にも支障をきたす事象が発生する可能性があります。

早期の鎮静化をお願いしたいところです。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月30日 09時31分37秒
Posted by: kane4611
日本の企業が新興国に進出するに伴い、駐在員などが現地と日本国内で2重に公的年金の保険料を払う事態や掛け捨てとなることを解消するために、2国間の協定を結ぶことを社会保障協定というそうです。

社会保障協定を結ぶとどうなるかというと・・
その現地での年金保険料を納めていた人が帰国して日本の年金に加入した場合、通算した期間がそれぞれの国の受給権の発生期間を満たせば保険料に応じた年金を双方の国からもらえるようになる・・というものです。

先進国と日本はすでにこの社会保障協定は締結すみですが、まだ新興国とは未整備。ブラジルとは交渉が終わり、現在はインドと交渉中。中国とは交渉にむけて情報収集中なのだとか。

グローバル化が進む中でこれならどこで働いても将来は安心ですね。正直社会保障協定というものがあるのは自分も知りませんでした。私もいずれ中国などで仕事ができればなぁ・・と思っています。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月29日 23時47分52秒
Posted by: kane4611
先日大和絵というものを見てきました。
札幌豊平倫理法人会にゲストとして来ていただいた方の中に、京都から個展を開くために札幌にきましたという方がいらっしゃったのでとてもいい機会なので個展をみにいきました。

大和絵というものはまったくわからずに見に行ったのですが、表面上はかなりかわいいキャラクターが絵を演出しているなぁ・・という感想を持ったに過ぎなかったのですがよくよく絵の解説に目を向けると・・その絵が実は宇宙を表していたり、ナノテクノロジーを駆使したあまりにも奥深い知識が隠されているのを感じ感動してしまいました。

もともと私は大学時代のときに一人旅でヨーロッパに行ったときに、クリムトの絵に影響をうけてかなり絵画は好きだったりします。一瞬で自分の思いを表現できる絵画の魅力を再認識。

作者の方もナノテクノロジーというものに非常に興味を持っておられるようで、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。

おすすめですよーー。

個展は2月1日16:00まで

個展の開催時間は1月27日~2月1日まで
時間は12:00~19:00

最終日のみ16:00までとなっています。

場所は南2条西1丁目7番地8 山口中央ビル6階C室です

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月25日 00時39分19秒
Posted by: kane4611
タイガーマスクの伊達直人を名乗り、児童養護施設にランドセルなどを贈るこの行為。

ところが日本には寄付金控除というものがあり、

納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。

えっっ・・善意だと思っていたのにこの行為は本人が税金対策でやっているの??

あまり夢を壊さないようにするために結論からいうとそうではなく、控除には該当せず完全に善意で行っていると言えそうです。

国税庁は特定寄付金に該当するものとして以下の要件を定義しています。

「特定寄附金とは、次のいずれかに当てはまるものをいう。(詳細は割愛)
ただし、学校の入学に関してするもの、寄附をした人に特別の利益が及ぶと認められるもの及び政治資金規正法に違反するものなどは、特定寄附金に該当しない。」

そしていくらの所得控除が受けられるのかというと・・

寄付金控除額
次のいずれか低い金額 - 2千円= 寄附金控除額
(1)寄附金の額の合計額
(2)その年の総所得金額等の40%相当額

ところが確定申告をする際にこれらの控除を受ける場合は、寄附した団体などからの領収書が必要となります。

本人の所在が明らかでない上に、一方的に送ってきている以上この寄付によって所得控除を受けることは難しいようです。

やっぱりタイガーマスクはみんなのヒーローなのでした。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月19日 22時22分06秒
Posted by: kane4611
税制と年金制度の改革が始まっています。
社会保険か税金か??

現在は年金の財源を社会保険料で賄っていますが、これを税金で賄おうという議論が始まっています。

いまの日本は年金制度は賦課方式という方式をとっています。

賦課方式とは何かというと・・

現役世代から保険料を徴収して、高齢者に年金を支払うという仕組み。

ところが、少子高齢化社会の到来により、人口構成の前提が代わり、年金財政の問題や、若い世代は保険料の負担が増加して受給額が減少するという世代間の不公平の問題などが浮上してきたのでこれを見直そうということになっています。

これが社会保険方式です。

これを税方式にするということはどういうことかというと要するに消費税を増税してこれを将来の年金の財源に充てようというわけです。

すると、企業や現役世代の社会保険料負担がかるくなり、その分が消費税などの税財源に振り替わるので世代間の不公平の問題が解決できるのです。

当然問題はあります。低所得者の負担が重くなってしまう。

新制度への複雑な移行措置をどうするかという問題があります。

とくに低所得者への負担という点ではかなり深刻になるのではないでしょうか。

移行への財源としては8~24兆円必要だそうです。消費税を1%上げると2.6兆円の税収が増えるといわれているので、少なくとも今より3%~9%くらいは上げないとその財源は確保できないことになります。

これでも最低限の年金保障の基盤ができるだけです。

もっともっと賢くお金を使って、老後の準備をしておかないといけないかもしれません。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月15日 00時49分19秒
Posted by: kane4611
個人の資産運用で利回りを重視する傾向が強まっているようです。
先日も述べましたが、投資信託においては毎月分配型の人気が特に高いようです。

なんと買い越し額は5兆9000億円。要するにマーケット全体で解約や償還をした金額よりも新規購入をした金額のほうが5兆9000億円多かったという意味で、重要が多かったということです。

分配金の利回りはなんと7.4%なのだとか。特に外債型は分配金利回りの平均は10%、海外REITは14%に達するそうです。国内株式にも個人マネーは向かっているようです。

また個人向け国債の発行額は9000億円と昨年よりも44%減っており、利回りの大きな商品に個人マネーが向かっていることを表しています。

個人向け金融商品の利回り

投信7.4%・・・昨年末の公募投信の平均分配金利回り
社債0.25%~3.02% 昨年発行分
株1.82%・・東証1部平均の配当利回り
国債0.11~0.25%・・昨年10月発行の3年債と10年債
定期預金0.03~0.04・・メガバンクの1年もの定期預金

といってもこの文章は利回りのよい商品をすすめるものではありません。

さらぶといっても年金だけではなかなか将来心もとない将来を迎えてしまいそうな今日この頃。

「貯める」のではなく「増やす」という選択肢はかかせません。

その原資となるお金を今の家計からどうやって生み出すのか。そしてせっかく生み出したお金をどのように効率的に増やしていくのか?

自分の目的に合わせて適切な商品を選びましょう。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月13日 22時11分23秒
Posted by: kane4611
1月11日のエントランス会はオリエンタルヌーク

オリエンタルヌークホームページ
http://www.hotpepper.jp/strJ000026342

でランチ会でした。新しいゲスト5名を加え、今回はまったり!?と進んでいきました。

次回は2月7日(月)
12:00~
宋さんの飲茶で開催します。
http://homepage3.nifty.com/soen/

エントランス会ホームページ
↓↓
http://ee-hiroba.net/index.asp?p=entrance

そして夜は守成クラブ札幌南の例会がホテルライフォートで開催されました。

今回は53名の参加。大盛り上がりのもと終了しました。

みんなでビジネスを支えあい、盛り上げていこうという気概にあふれています。ぜひお越しくださいませ。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512
11年01月08日 01時38分21秒
Posted by: kane4611
家計のバランスシートが縮んでいる

総務省実態調査参照より

2009年1世帯当たりの貯蓄額は約1500万円といわれていましたが、ついに減少し始めたようです。貯蓄額だけでなく負債も減少したのは2009年度が初めてなのだそうです。
負債が減少したのはいいことなんじゃないの??と思うかも知れませんが、これはローンを組むほどの高額商品を購入することができなくなったために負債額が減っていると考えたほうが妥当です。

若年層を中心に厳しい雇用や所得環境が続き、貯蓄の余力がなくなり、住宅ローンを伴う高額消費を控えているため。

貯蓄額については特に落ち込みが目立つのが、30歳未満の若年層と70歳以上の高齢者層。

30歳未満の所得が落ち込んでいるのはご存じのとおり、新入社員の就職先内定率の悪化問題をはじめとした雇用環境の悪化が原因で貯蓄額が減少していると言えるでしょう。

それでは70歳未満はなぜなのでしょうか?やはり高齢化に伴い、定年を迎えたのちも生活費が必要になってきます。定年後は大半の家庭が年金では通常の生活をまかなうことができずに貯蓄を取り崩す家計に変わっていきます。高齢者層でも収入が減り、貯蓄を取り崩す世帯が増えた。ということが言えるでしょう。

ここで伝えておきたいのは、定年後の貯蓄について現時点であまり問題としてとらえていない人が非常に多いということです。40年前は平均寿命は男女含めてですが約67歳でした。
ところが現在は平均寿命が短い傾向にある男性でさえ80歳近くに達しています。定年で収入がなくなったあとも13年間も労働をしなければ年金だけで生活をしなければならないのです。社会環境が全く変化しているので、親が年金で生活できているから大丈夫というわけにはいかない!!んです。

私がライフプラン相談をした方は9割以上が現在の家計の収支では定年ご収入がなくなった後、破たんするシュミレーション結果になりました。そこで初めて、今のうちからこれだけ貯蓄しておかないといけないんだということにその世帯の方が気付いてくれるわけです。

生命保険が万が一の時のリスクをカバーするものであるとすると、ライフプランは幸いにも長生きした場合の長生きするリスクをカバーするものです。どちらも早い段階で作成をすると対策は立てやすくなるでしょう。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで

http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512

11年01月02日 21時19分59秒
Posted by: kane4611
今日はパークホテルで食事をしてきました。
ステーキがなんと食べ放題!!といってもそんなに食べられませんけど・・。
年始ということで今日は奮発しましたよーー。

バイキングメニューをほぼ全品制覇しました(笑)

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、自動車保険、火災保険のご相談は金子賢司まで
http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512/

null
null
null
null
null
11年01月01日 23時22分04秒
Posted by: kane4611
お金を増やすためには欠かせない考え方が複利という考え方です。

複利の反対語のようなものが単利です。それぞれについて説明します。

まず単利とは、元本だけに利子がつく計算方法です。

<具体的な例>
100万円の元本があるとします。1年の利回りが20%とします。

1年で  100万円×0.2(20%)=20万円の利子がつきます。
2年でも同様に 100万円×0.2=20万円の利子がつきます。
このように元本に対してのみ利子がつくので、同じ割合で
この場合は毎年20万円ずつ増加していきます。


複利とは、元本と前についた利子をあわせた金額にたいして利子がつく計算方法です。
言い換えれば 、出た利益をそのまま再投資したとして計算する方法です。

<具体的な例>
100万円の元本があるとします。1年の利回りが20%とします。

1年で 100万円×0.2=20万円の利子がついて、合計で120万円となります。
2年目は その120万に対して20%の利子がつくので
120万円×0.2=24万円の利子がつき、合計で144万円となります。
3年目も同様に 144万円×0.2=28万8千円の利子がつき
合計で172万8千円となります。

ここで複利を計算機で簡単に計算する方法を教えます。

みなさん電卓を手にとってください。機種によっては機能しないかもしれませんが・・

上記の複利の例をやってみましょう。

まず1年の利回りが20%なので

1.2(いちてんに)と電卓にうって、そのあと×(かける)を2回押してください。

そして元本が100万なので1000000とうってください。

そして=(イコール)を押すと120万円になりましたよね。それが1年後の金額です。

もう一度=(イコール)をおすと144万円になりました。

さらにもう一度おすと172.8万円になります。

10回=(イコール)をおすと20%の利回りで100万を運用すると10年後にはいくらかになるかがわかります。約619万になりますよね。当然20回=(イコール)を押すと20年後の金額がわかります。

かなりざっくりですが、投資や貯蓄をするには自分が何のために貯蓄をして今の元本をいくらにしたいのかを明確にしてから商品を検討していく必要があります。その計算をする際にこの電卓技は有効です。電卓片手に喫茶店で妄想してください。

北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
生命保険、損害保険のご相談は金子賢司まで
http://www.hotpepper.jp/omise/shop/5627512/
«Prev1Next»