2007年 1月の記事一覧

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07年01月31日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv

以前開催した保険についてのセミナーに参加した方の感想です。

30代女性

職場にやってくる保険会社の勧める保険に入っていましたが、セミナーを聞いてなんて無駄な保険に入っていたのかがわかりました。

保険会社の人には『保険はお守りみたいなものだから』と言われて入っしまいましたが、生涯に何百万円も支払うお守りなんて無いですよね。


しかもいざというときに役に立たない保険だったとは・・・・。

お守りでもなんでもなく、ただ、お金を捨てているだけの保険に入ってしまっていたとわかりました。

保険自体は必要なものだと思いますが、世の中にはひどい保険が大多数出回っていること。

本当に役に立つ保険を教えてくれる人はほんの一握りだと思いました。

今回のセミナーに参加できてラッキーでした!

・・・・・・

職場にやってくる保険の外交員の方の勧める保険の謎について、次回より解説していきます。

さて、あなたの出合った保険の外交員に当てはまることはありますでしょうか。

お楽しみに。


07年01月30日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

くらしとお金のセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

今回は先日の講座のアンケートの感想のご紹介です。

○30代女性

本当に「来てよかった!」の一言です。お話も楽しくわかりやすくとても勉強になりました。

無理してする節約ではなく、今の生活を見直すという意味のことで、改めて今の生活のムダを「得」にしていきたいと思います。

また、機会があったら参加したいです。

○20代女性

「月3万円貯める・・・」と聞いた時に単なる節約(光熱費等の)話なのかなと思いましたが、そうではなかったので、目からウロコでした。

今までも、どのようにしたら貯蓄できるのかなと考えてはいましたが、今回のお話を聞いて、新しい見方で家計の見直しが出来そうです。ありがとうございました。


お声がかかれば全国で講演しますので、お声がけください。

07年01月29日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

くらしとお金のセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

昨日1月28日(日)に『月3万円多く貯める家計やりくり講座』を無事開催することができました。

定員を大幅に超える申込が殺到し、30名以上の方をお断りせざるを得なかったのが申し訳なく思っております。

前回の『みるみる節約できる家計簿講座』の参加者に勝るとも劣らない真剣な受講態度で、ついつい「あれも教えよう。これも教えよう」となって、時間の配分を間違えてしまい、後半が駆け足になってしまったのが失敗でした。

反省を踏まえて次回(1月30日(火)こちらも定員に達しています。)に臨みます。

なお、2月6日に急遽追加開催することにした回は、まだ定員に達しておりませんので、お申込いただければ参加できます。

【日時】2月6日(火)
時間は午後1時30分〜3時
【会場】仙台市ガス局ショールームガスサロン2階(地下鉄広瀬通駅前)
【定員】各回30人(先着順・前回は定員を超える応募が殺到しましたのでお早めに。)
【参加費】無料【主催】FPライフWV【協力】仙台市ガス局
お申込先 kakei@fplifewv.com へ氏名・住所・電話番号を記載。
07年01月28日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

くらしとお金のセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

無料の保険見直しをおこなう会社などが増えてきました。

そういうところは共済などの商品は選択肢に入っていないということは申し上げました。

さらに注意すべきは、不動産や金融投資商品のことも選択肢に入っていません。

資産運用的な話になれば、変額保険、個人年金保険しか提案できません。

保険の勉強ばかりで不動産まで勉強できないからです。

一般の方でも多いのが、

個人年金保険に加入していて、住宅ローンを抱えている理解に苦しむ方。

個人年金保険の利回りを計算すると年1%〜よくても2%。一方返済している住宅ローンは年3%〜4%。

個人年金保険を払っている分住宅ローンの返済にあてればいいのに。

※所得控除、団体定期の保険料や住宅ローン控除への影響はわずかにありますが。年利2%の差の前では問題になりません。

なぜ個人年金保険に加入したのか聞くと

「保険会社の人に得だからと勧められたから。」

とのこと。住宅ローンのことは全く考えていなかったし、保険会社の人も聞こうとしなかったようです。

保険の相談だから保険だけという理屈も言われますが、保険に入る人は保険に入りたいわけではありません。安心した人生設計のためにまさに「保険」のために保険に加入します。

そこを取り違えないことが大切です。

07年01月27日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

くらしとお金のセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

団塊世代の退職金を狙ってなのか、最近都心のオフィスで資産運用の相談ができるスポットが増えました。

銀行には資産運用の個別のブース。証券会社にも。
銀行は窓口販売専用の年金保険や投資信託も扱うようになりましたから、特に力を入れています。

また、ファイナンシャルプランナーの事務所(実態は保険代理店・証券仲介業)も都心にきれいなオフィスで登場してきました。

家賃だってかなりのものでしょう。

壁に大型の液晶テレビを掛けて、床にはフカフカの絨毯をしきつめ、イスと机はも高級感あふれるもの。

経営コンサルティングもしている私としては

「いったい固定費は月いくらなんだ!?」

と思ってしまいます。

でも、それで運営できているのですから大したものです。

そういう高級志向の資産運用サロンには、1億円以上の資産を持つセレブが行くのでしょう。

私もかつてはそういう方達ばかりの資産運用をしてきました。

でも、そこで思ったこと。

「資産家の資産を増やすのは簡単。よほど能力の低いFPでなければ、減ることは無い。」

なぜか。資産家はリスクを大きく取れるから。

もしも5千万円を投資して、その運用に失敗して長期間塩漬けになったとしても、その方の生活は破綻しませんので。

金持ちはますます金持ちに。そうでない人はますます貧しくなる格差社会になっていくのでしょう。

私は、がんばっている人を応援するFPになります。

07年01月26日 20時37分05秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


最近フリーペーパーなどで

無料で保険の相談をおこなっていることをPRしている会社が増えました。

「数十社の保険商品の中からあなたにピッタリの保険を無料で設計します。」

といった感じです。

でも、その数十社の保険の中には県民共済・JA共済・全労災・COOP共済・企業の団体保険は入っていません。

基本的に保険代理店・保険会社として活動しているのですから当然です。そんな共済を薦めても一円の売上にもなりませんから。

共済などを選択の対象から外した設計をする無料相談会ととるのか、1万円程度の相談料を払ってでも、公正で相談者の味方の保険設計を提案してくれるファイナンシャルプランナーに依頼するのとどちらが本当にトクなのか。

同じ保障で月1000円保険料が安ければ1年しない内に1万円浮きます。保険は30年くらいかけ続けるものです。

目先の

「無料」

にとらわれて相談するところを間違えて、結果36万円(利息も入れると100万円近くにも)損することになりかねないことを正しく知っていただきたいです。

07年01月25日 23時25分44秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


こんばんは。

迷惑メールからこんな情報が流れてきました。

「最新の情報です!!!国内大手ポータルサイトから無料で1日○000件ものアクセスを流し込みます。情報料は○万円」

一応このアクセスアップは事実だとは思いますが、お金を払ってまで買うべき情報なのか・・・。みんなすぐ気づいているのでは?私もとっくに実行済みだし。

私は当然こんな情報は買っていません
(こういう情報は買うと、他の人にバラすと著作権侵害とか言ってきますので)。

しかし、内容はおそらく「あれ」だと思います。
※ここに詳しく書いてもいいのですが、こういう情報詐欺の人からの「荒らし」があると嫌なので・・・。

私のブログを読んでいる人は気づいているかもしれません。

私のブログではすでに実行していますから。

細かいノウハウはもしかしたら、有料の情報に詳しく載っているのかもしれませんが。

もしこの情報購入を検討している方は買う前にご連絡ください。http://fplifewv.com

ネタくらいはもちろん無料でお教えしますよ。それを聞いてから購入してみてはどうでしょうか。














07年01月24日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

高齢者がいずれ考えるなければならない相続問題と遺族の生活。

そんなお話です。

資産家  70代男性

「高齢者を狙った悪質業者のニュースが流れていますし、私の親戚はお金にだらしなく借金の申込みが絶えないのです。お嬢様育ちで何もできない妻を残して、私が死んだらどうなるのか心配でした。

きっと親戚に言われるがままお金を貸したり、おかしな投資話にのせられてしまうでしょう。そうなったら妻が安心して生涯生活できる保証がなくなります。

アドバイスいただいたように『預貯金のようなすぐにひきだせる資産が大部分を占める資産構成』から『定期的に利益を産み出すが換金手続きが面倒な資産に切り替える』ことにしました。

年金のように妻の手元に生活費が届きます。親戚等にお金を貸すにしても、手元に残る現金の範囲ですから、生活が破綻するまでにはいきません。資産の大部分は売却などで処分をするにはさまざまな証明書が必要です。もし、親戚などに財産を処分するように言われたら、その時には西村さんに相談するようにさせます。」

 
高齢者の財産管理はこれからの超高齢社会では重要なテーマです。成年後見制度というものもありますが、信頼でき、人間的に優れていてなおかつ財産管理にも詳しい後見人はなかなかいません。

もしいたとしても、昨今の『高齢者の財産を横領!!』といったニュースを見る限り安心はできません。それよりも、財産自体を自動的に生活費を生むものに変えて、しかも換金するのには複数の人間のチェックが入るような資産にするとより安心できると私は考えます。

この例も私はその方の資産を預かったりはしません。

資産は完全にその方の支配下に置いておきます。名義もです。ただ、処分するのにかなり面倒な手続きがいるようになっています。
その分、毎年○%の収入はきちんと入ってくる資産に組み替える。こんなこともできます。

これなら悪い親戚や悪徳業者に生活を破綻させられることはありません。
07年01月23日 23時49分30秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


住宅ローンを組む際にどうしても気になる金利の問題。

住宅ローンを販売する側はあくまで仮定の話といいながら、金利を○%と提示します。

しかし、それはとても甘い提示。

3年前に契約した時には「金利はあがらない。上がってもせいぜい1%。」などと説明されて3年固定の住宅ローンを組んだ方。

予想を超える金利に頭を抱える事態に。

特に住宅ローンを組んで間もない時は元本がほとんど減らず(元利均等返済の場合は特に)にあるので、金利上昇の影響をもろに受けます。

景気回復が叫ばれている今使われている誘導説明。

「景気が回復しましたから、これから残業も増えるだろうしお給料上がりますよ。お給料が上がれば金利が上がっても大丈夫じゃないですか。」

これも売り手の都合だけの説明。

給料があがっても、定率減税が撤廃・社会保険料も上がっています。給料が上がっても税金や社会保険料が増えるから手取りは変わらない。やはり金利は負担になる。

給料があがらなくても税金や社会保険料が増えるので、今ギリギリで住宅ローンを返済している人は住宅ローン破綻へ一歩近づく。

売り手のみの説明で住宅ローンは組まないでください。
07年01月22日 09時32分30秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


<現行犯逮捕>法要中に親族刺す 1人死亡2人けが 鳥取http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070121-00000059-mai-soci

こんなニュースが流れました。大変悲しいことです。3日前に遺産分割の切り出し方についてのブログを書いたばかりです。

遺産分割は切り出し方をほんの少し間違えただけで、長く深い恨みを抱くトラブルになります。

場合によってはこのような殺人事件にも。

遺産分割の切り出しでやってはいけないこと3箇条。
1.相続人確定(原戸籍をとって確認)しないで切り出す。
2.相続人以外の親族(相続のプロはOK)が切り出す。
3.「法律では・・・」と法律論をかざす。

1.は相続人が誰なのかを知らずに、切り出してもしもうまくまとまったとしても、後で相続人が他にいた場合には、一旦相続できると思いこんだ遺産を渡すことになるのでトラブルになります。

2.親などを失った相続人の悲しみが癒えていないのに、その気持ちのわからない親族(特に相続人の配偶者)が遺産分割を急ぐような印象を与えるととてもトラブルになります。

3.相続には民法という法律である程度ルールがありますが、それは全てを網羅しているわけではありません。
法律に詳しくない相続人が「法律とかぬかして、遺産を渡さない気だな。」と反発します。

相続は人を変えます。くれぐれも切り出し方は慎重に。



1月21日23時29分配信 毎日新聞より抜粋


 21日午後2時10分ごろ、鳥取県米子市新開3の飲食店「潮騒」から、「人が刺された」と110番通報があった。県警米子署は同県日吉津村日吉津、無職、渡辺啓司容疑者(57)が、おいの米子市淀江町、会社員、和田貴之さん(32)と姉2人をナイフで刺したことを認めたため、殺人未遂と傷害容疑で現行犯逮捕。その後、和田さんが死亡したため、殺人未遂容疑を殺人に切り替えた。渡辺容疑者が母の四十九日法要で親族と飲食中、遺産相続を巡ってけんかになったらしい。
 和田さんは出血性ショック死だった。姉2人は和田富美枝さん(63)=同県伯耆町大殿=と渡辺和子さん(65)=大阪府吹田市垂水町3=で、腕などを刺され軽傷。富美枝さんは和田さんの母。
 調べでは、渡辺容疑者は親族11人と同店の宴会場で飲食中にけんかとなり、持っていたサバイバルナイフ(刃渡り約11センチ)で3人を刺した疑い。


07年01月21日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


私のお客さまの例です。

40代男性(山形県山形市)

「ハウスメーカーの方が営業で私の持っている土地に賃貸アパートを建てましょうと立派な計画書、収支シミュレーションを持ってきてその気になっていました。しかし契約前に中立な立場の西村さんに見ていただいたところ、

『甘すぎる見込みの計画書ですね。しかも都合の悪いところとリスクについては隠している。いくらでも変えられる数字のマジックについて気がつかないようにしています。』

とアドバイスしていただきました。」

すべてのハウスメーカーや不動産会社さんがおかしなプランを持ってくるわけではありません。中にはすばらしいプランを持ってくる方もいます。

ただ、一般の方の知識はプロのハウスメーカー、不動産会社とは差があります。

その差を埋めるためにファイナンシャルプランナーに同席してもらい、対等に交渉をすることをお勧めいたします。

土地があるからといって、それに必ずしもリスクのあるアパートを建てる必要はありません。

自分のライプラン・資産活用方針に基づいて活用・不活用してください。

活用してもらわないと儲からないところのアドバイスはあくまで参考にとどめておきましょう。



07年01月20日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


先日の「税理士はミスを認めない」の記事に税理士さんらしき人から、間違っているとのコメントをいただきました。

ななめ読みをされたのかと思いますが、その税理士さんはななめ読みため、ちょっと勘違いをされてのコメントのようでした。

でもななめ読みでも勘違いされる文章を書いたのは私なので反省です。

さて、

この時期、税理士は源泉徴収の納付書書き、償却資産税の申告書書き、法定調書合計書書きで忙しくなってきています。

そこにすぐ確定申告の時期がやってきます。

更にいつもより多い12月決算の法人の申告もあり、忙しくなります。

忙しいゆえにミスもします。

素人でもできる確定申告書のミス発見の例をまたあげますね。

それは・・・

扶養親族と生年月日。

「こどもが社会人になったので扶養親族から抜けた。」

「親が退職して収入が無いので扶養親族に入れる。(父母二人分も)」

こういった情報が反映されていないことがあります。

親が障害者になっていたりすることもあります。

税理士からは
「それは納税者がきちんと言ってくれなきゃ。」
との意見がありそうです。

しかし、納税者は素人です。

家族の変動が確定申告に影響があるとは、わからないからお金を払ってプロである税理士に頼んでいるわけですから。税理士に最新の注意を払っていただきたいものです。

そして、生年月日。

税理士は確定申告には大抵専用ソフトを使っています。さすがに生年月日の数字を間違えることは無いと思いますが、じつは、生年月日を入力する際に、ほんの少しチェックを間違えて、大変なことになるのに気づかないことがあります。


それは・・・・・。


元号。


例えば、平成2年生まれのこどもなのに、昭和のところにチェックをしてしまい昭和2年生まれの老親になってしまう。

生年月日とかの条件を正しく入力すればソフトはきちんと所得控除を計算してくれますが、入力自体を間違えれば、パソコンは正直ですから、所得控除も間違ってしまいます。

ぜひ、お手元の確定申告書の生年月日と扶養親族のところを見直してみてください。




07年01月19日 21時50分56秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。

相続は誰しも起こることです。

しかし、滅多にない上に兄弟や家族間でほんの些細なことでもめてしまう恐れがあります。

そんなときは、相続に実力のある人に切り出してもらいましょう。

私の過去のお客様の例です。

会社員 40代男性

「妻の母が亡くなって相続手続きをしなければいけないと思いつつも、遺産分割でもめるのは明白であったのでやらないでいました。

西村さんにご相談したところ、すぐに動いてくださって他の相続人とも話をし、信頼を得られたようで、遺産の評価方法と分割方法をきちんと提示していただきました。

相続人間で多少やりとりはありましたが、

みんな『実は相続手続きを早くなんとかしようと思っていたけど、もめると思ってできなかったんだ。いい人に間に立ってまとめてもらえてすっきりしたよ。』 と言っていました。」

相続対策は生前にしておくことが望ましいのですが、相続開始後でも遺族のみなさんの心情をきちんと汲み取って相続手続きを勧めれば、心配いりません。

相続は法律上の権利を主張したり、いかに他の相続人を煙に巻いて自分の取り分を増やそうという場ではありません。

故人との生活を振り返り、故人が何を願っていたのかを相続人みんなで考える場です。

家族で争うことを願ってはいません。

相続人たちの思いをきちんと聞き、遺産の正しい価値を示して、仲良く分割していただくのがプロの相続FPです。

※遺産の正しい価値を示すことが非常に難しいです。
相続税法・財産評価通達の計算方法で出す方がいますが、あくまで税金を計算するためのものさしに過ぎませんので、それで評価するのはトラブルの元です。


07年01月18日 19時00分00秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。



資産に関する相談に欠かせない確定申告書のチェックでよく見かけるのが明らかな税理士のミス。

例えば、親族で共有名義の土地なのに、根拠もなく単独で所有しているとしての申告。

土地の謄本はもちろんのこと、毎年の固定資産税の納付書を見れば共有であることはわかるのに。

なぜか何年も単独所有として申告を続ける顧問税理士。

原因は何か?
本当にミスに気づいていないのかもしれません。それはそれで重症の税理士です。社会に出てから不動産に関わったことのない税理士は不動産については驚くほど素人みたいな人もいます。

でも、大きな原因はミスをしたことを認めない。途中で共有だということに気づいたとしても。

税金の申告については、ミスに税理士が気づいても税理士が自分で顧客に言うか、税務調査が入らなければ、税の素人である顧客はまず気づきません。(他の税理士などに申告書を見てもらわない限り)

あえてミスを修正しようとすればその変化でかえって顧客が税理士のミスをしていたことに気づきますので、そのまま間違った申告を続けてしまうのです。

ミスが発覚したら大変です。過去数年分の修正申告をする。過去の払っていなかった分の税金を顧客に払ってくれるように説得する。修正申告すれば、過少申告加算税がかかりますので、それは税理士が負担する。金額が大きければ数百万円にもなるかもしれません。

下手をしたら何も知らない顧客が脱税をしていたことにされるかもしれません。

こんな税理士のミスを発見した場合、普通は他の税理士に変えようと思います。

しかし、変更先の税理士を探すのがとても大変です。
なぜか。大抵そのミスをした税理士は近所の税理士です。つまり、新しい税理士は知り合いの税理士のミスを修正し、前の税理士の追及する仕事になります。

他の税理士からうらみを買うと、今度はその税理士から自分の顧客の確定申告のミスをつつかれるかもしれません。

税理士会の役員をしているような税理士だった場合は税理士会を通して圧力をかけたり嫌がらせを受けるかもしれないと思うと引き受けたくないのです。

正当な理由が無い限り依頼を断ることができませんが、これも有名無実なきまり。

引き受けたくない仕事だったら報酬を相場の数倍として提示すれば、顧客もあきらめます。

首都圏の税理士の競争の激しい地域はこんなことは無いのかもしれませんが、地方は狭いのでこんなこともあるようです。

近所の税理士は誰も引き受けてくれないのなら、首都圏や他の地域の税理士会の税理士を探して依頼するしかありません。

しかし、そうすると遠方であり、すぐに駆けつけてくれない上、交通費等で高くつきます。

消費者がとても不利なのが税の申告業界です。このため何百万円もの税金を多く払ってしまっている方がいる可能性があります。

税を払ってもらう国。制度を作るのも国。こういう間違って多く税金を払わせる税理士がいるのは税収が増えるのことになるから、野放しなのかと疑いたくなることもあります。

弁護士・司法書士・行政書士の関係のように
税理士独占業務の税務申告・税務代理・税務相談の内、税務相談だけでも規制緩和してFPなどに開放するのが消費者のためだと思います。

私はFPなので、税務相談ができないので、こういう場合は「あなたは税務署に税務相談に行った方がいいですよ」としかアドバイスできないのが残念です。

もしくは不動産業者の宅建協会のように、2つ以上の団体組織に税理士会にしないと消費者の損害を防げないのではないかと思います。







07年01月17日 09時49分30秒
Posted by: fplifewv
こんにちは。

お金とくらしのセカンドオピニオンの総合的ファイナンシャルプランナー西村和敏in宮城・仙台です。


私が知り合いの報道関係の人に送ったメールです。

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こんばんは。

さて、本日は報道全体で気になったことでメールさせていただきました。

明日の朝刊にも載ると思いますが、第一生命の三大疾病特約に大量の不払いがあることが本日テレビや新聞で多く取上げられました。

しかし、報道の仕方が不十分で視聴者が誤解する可能性があるように感じており、
大変恐縮ではございますがメールを送らせていただきました。

不払いがあったことはマイナスイメージですが、聞いている側は『またか』という感じで少しマヒしてきています。それほどのマイナスイメージは無いのではないでしょうか。

むしろ、三大疾病特約を第一生命が扱っていて、不払い問題さえなければ、三大疾病になったら簡単に保険金が支払われるいい特約を販売しているように受け取れます。今回はたまたま不払いになっただけで商品自体は良いという広告のように。

なぜかと言いますと

実はこの問題の特約「シールド特約」は三大疾病の場合だけではなく、【死亡時や高度障害時】にも保険金が支払われる特約です。
第一生命ホームページほとんどの報道ではこの点が抜けています。

私は今回の不払いの原因のほとんどは三大疾病ではなく死亡ではないかと思っております。

第一生命の三大疾病特約は、心筋梗塞・脳卒中に関しては所定の障害状態が継続しないと支払われません。
非常に支払要件が厳しいのです。(ホームページ参照)

ガンに関しては診断のみなので、まだ支払要件はゆるいです。(ガン告知の問題で確かに不払いにはなりやすいでしょう。)
しかし、契約者が入院給付金を請求しているのにガン保険金(心筋梗塞・脳卒中)を請求をし忘れるでしょうか?請求しなくとも受け取れないことに疑問ももたないでしょうか?
三大疾病の時に保険金が支払われることは契約者も意識しているし、証券を見ればわかると思います。

おそらく不払いの保険金の支払原因は主に死亡(高度障害)だと私は推測します。
契約者もこれは『三大疾病の時の保険だ』との認識が強く、死亡時に保険金が受け取れることを知らずに三大疾病以外で死亡した場合に請求することを考えなかったのではないかと推測します。

真実はおそらく、第一生命の三大疾病特約の不払いの保険金の中身はこの死亡保険金がほとんど(ガンも少しはあるかもしれません)を占めていると思われます。心筋梗塞、脳卒中に関して生存している方の場合支払要件に該当したかたはわずかではないでしょうか。

それなのに、第一生命は心筋梗塞、脳卒中でも簡単に多額の保険金を受け取れる特約を扱っているように誤解しかねない報道内容となっています。

ぜひ、不払いとなった保険金支払事由の割合を取材いただき、もし私の推測が正しかった場合は、視聴者に誤解のないような報道をしていただくことを期待いたします。

※取材の結果、報道のとおり死亡ではなく三大疾病を主に支払原因とする保険金の不払いであった場合は私の推測が外れていたということで、混乱を招きましたことお詫び申し上げます。


以下読売新聞ネット記事より記事抜粋(後段の『三大疾病にかかった〜入院した場合』の部分は特に誤解を招きやすいと思います。)

大手生命保険会社の医療特約付き保険で保険金不払いが発覚した問題で、第一生命保険のがんや脳卒中、心筋梗塞(こうそく)の三大疾病特約に大量の不払いがあることが16日、明らかになった。
 保険金の不払い件数は2006年12月時点で1800件(約50億円分)あり、このうち約300件の契約については、すでに計6億9000万円の保険金を追加して支払ったとしている。ただ、今後の調査で不払い件数は最終的に5000件程度まで拡大し、不払い総額は150億円規模に達する可能性もある。

 不払いが判明したのは、三大疾病にかかった場合に保険金が支払われる「シールド特約」で、三大疾病が原因で入院した場合、通常の入院・手術給付金に加え、病気療養中の生活保障などの目的で100万〜2000万円が支払われる商品だ。日本人に多い病気で手厚い保障を受けられるため、主契約となる死亡保障保険に加えて加入できる特約の中でも人気商品となっており、06年3月末の契約件数は約350万件に上る。
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