2010年 12月の記事一覧

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10年12月27日 11時41分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な家庭をつくるファイナンシャルプランナーGOです。



金利高めに、というか、計算方式の変更があるようです。


まず、個人向け国債とは何かっていうと、

国の借金である国債を、

個人だけが買えるようにし、買いやすくしたものです。

証券会社なんかだと、一定金額以上買えば商品券やポイントなどがもらえる、

キャンペーンの対象になってます。

金利が固定型の3年満期と5年満期のもの、

変動の10年満期のものの3種類があります。

変動型のものは半年ごとに金利が見直されます。


変動型の金利の計算方式が変更になるというのが今回の記事です。

低金利下の今のような時だと金利が高めになる計算です。

詳しくはどんぐりの背比べなので省略しますが、

ちょっと付随してひとつ。



このご時世では、個人向け国債10年変動型は、

長期でおいていけるお金がある人には「あり」な商品です。

低金利下のセオリー

「短期商品か変動金利商品」を選ぶ、というものです。

今の低金利下で長期で固定の契約をしてしまうと、

低金利を固定してしまうということになりますから。

その点個人向け国債10年変動は、半年ごとに見直されます。


ちなみに、

日本の財政が危ないから個人向け国債はちょっと・・・、という方、

銀行や保険会社はたくさん日本国債もってますので、

そう考えると、銀行や保険も預けたり買ってはいけないものになります。


学資保険の加入を考えていて今まとまったお金があるなら、

個人向け国債も一つの選択肢だと思いますよ~。

ライフプラン会員になって、損しないようにしましょう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月25日 10時30分00秒
Posted by: fpgo
皆様、こんにちは。
アラサー世代のファイナンシャルプランナーGOです。


さてさて、今日は少し過激な感じのタイトルをつけてみました。

「公的年金はあてにならないし、老後も不安だから個人年金保険でも入ろうかしら」
そんな発言を耳にしたもので、こんなタイトルをつけました。

そう、少なくとも
今、「個人年金保険」に加入してはいけません
理由を簡単に言うと、

1.保険会社のマーケティング戦略に騙されてはいけない!
2.結婚資金や教育費、住宅購入資金など、
  その他の資金の準備は大丈夫ですか?

3.今利率が低い時期だから!
この3つでしょうか。

まずは、冒頭の発言をひも解いてみると、
「公的年金はあてにならない」
 ↑その通りかもしれません。しかし、普通の考えでは0になることはありえないと思います。
  減額などはありえるかもしれませんが、0になるときは日本を脱出すべきときですし、
  もしそう考えるならば、外貨(ドルとかユーロとか)でためるべきです。

あとは論理的に、
公的年金が不安=個人年金 入るというのは明らかな思考停止で、
もっと他に選択肢を考えるべきだと思いませんか??


ということで、
1.保険会社のマーケティング戦略に騙されてはいけない、ということになります。
とてもわかりやすい商品名だから、ちょっと乗っかってしまいそうになります。
私もそうでした。
でも自分で準備をすることだって可能です!
3.で書きますが、今は利率が低い時期なので魅力は薄いです。
まずは自分で積み立てるか、
もし、サラリーマンでも会社で企業年金制度や確定拠出年金の制度がなかったり、
自営業の人であれば、個人版確定拠出年金の加入をお勧めします。
保険会社の人は税制のメリットを言ってきますが、
個人版確定拠出年金のほうが圧倒的に税のメリットはあります。
(詳しく書くと大変なことになるので、もし知りたい人は連絡ください)

でもそれは、
2.その他の資金の準備は大丈夫ですか?をクリアしてからにしてください。
個人年金保険は途中でお金が必要になって解約となると、
払った額よりも低い額しか受け取れません。
要するに損します。
途中で、結婚資金のために、解約なんてことすると損するわけです(私の体験談)
だからしっかりと計画を立てたうえでないと加入すべきではありません。
保険会社の人は売りやすいから、貯金のために気軽にといってきますが、
本来は先を見通したときに初めて検討の余地があるものなのです。

(ちなみに個人版確定拠出年金は中途解約はできません)

3.今は利率が低いときだから
前回の続きにもなりますが、
利率が低いときに、長期の契約にしてはいけない、
低い利率に固定されるから、と書きましたがこれも同じ理由です。
公表資料から計算すると、
30歳男性の方が月1万円積み立てて10年年金で受け取るとすると、
総額429万3700円になるようです。
毎月1万円を1.1%程度で運用するのと同じ成果です。
であれば、
MRF、MMFで積み立てたり、
長期の資金で大丈夫なら、
手数料の低い投資信託、ETFなどで積み立てた方がいいのではと思います。


結論はタイトルの通りになりますが、
付け加えるならば、
お金は大事です。
セールストークに騙されず、
さまざまな選択肢を検討したうえで自分に合ったものを選んで積み立てましょう!!


ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月24日 12時00分00秒
Posted by: fpgo
メリークリスマス!ですね!

早くももうクリスマス。

「来年」が目の前に迫ってきました。

今年が悔いのないように、もっと頑張らなければ・・・。




さて、今回は火災保険の損しない入り方、です。


火災保険は医療保険などと比べてとても費用対効果が高いものです。

しかし火災は発生する確率は少ない。

また、火災保険に入らないと地震保険を付けられないなどの制約もあります。


火災保険と言っても、火災だけを補償するものではありません。

水害だったり風災だったり盗難だったりや壁を誤って壊してしまった場合など

いろんな補償がついています。

また、建物にかける保険と家財にかける保険と別にすることができます。



そんなことを踏まえ、ポイントを上げていこうと思います。


①資産の額を把握する

 すぐに現金に換えられる資産の額を把握しましょう。


②万が一起きてしまったの場合を想定する

 家がなくなったらどうするか。同じ広さの家を建て直す必要はあるか。

 実家に帰ればいいのか。賃貸でいいのか。ローンが残らないか。

 建て直す必要がないのであれば、保険をかける必要はないとも考えられます。
 (費用対効果が高いので、かけておくのも手ですが)


③必要な補償を考える。
 
 ここは特に重要です。

 先ほど言った通り、火災だけでなく様々な補償があります。例示すると、
 
 火災、落雷、破裂、爆発、風災、ひょう災、雪災、水害、建物外部からの物体の落下など、
 
 漏水による水濡れ、盗難、破損、汚損。また特約で地震保険、賠償責任など
 
 もあります。
 
 保険会社によっては、これらの補償を必要なものだけ選ぶことができるのです。
 
 例えば建物の「破損」。
 
 支払い例では、タンスを運んでいるときに誤ってドアや壁にあたりドアや壁が破損した。
 
 というものがありますが、はたして必要でしょうか?
 
 家財の破損だと、掃除中にTVを誤って落とした場合というのも付いてきます。
 
 がけ崩れも心配ない高台の家やマンションの上階で、水害の補償は必要でしょうか?
 
 というように、実際に必要なものかどうかを検討すべきです。
 
 特に長期の契約をする方は数十万円の違いが生まれます。



④必要な保険金額を考える。
 
 万が一火事になったらいくら必要か、を検討してください。
 
 ほとんどの保険会社は、今の建物を建て直す額=保険が出る額に設定します。 
 
 家財の場合は、今ある家具類を買いなおした場合を上限でその範囲内で設定します。
 
 しかし、建物も、今の建物を建て直す額上限でその範囲内で
 
 保険が出る額を設定できるところもあります

 
 資金に余裕があるから、全額は保険をかけなくていい場合や、
 
 小さく建て直す場合などは検討の余地があります。
 
 家財に関しても、いくらあれば生活物資の再建できるかを検討しましょう。
  
 ①で確認した、資産の額と照らし合わせて考えてください。

 住宅ローンを組んでいる方は、家財の保険にも加入されることをおすすめします。

 火災保険は手元に入れば使い道は自由です(質権設定されている場合を除く)。

 保険金額がローン残高以下になっている場合(地震も含む)に、

 家財の保険があれば、ローン残高を減らすことができるからです。


⑤複数の保険会社から見積もりを取る
 
 補償の範囲、保険金額を考えたら、複数の保険会社や
 
 ネットの一括見積もりなどを利用し、見積もりを取り寄せます。
 
 指定したつもりでも、言ってる内容と違う見積もりが来る場合もありますので。
 
 きちんと確認しましょう。

また、私でも見積もり収集代行を受けたまっています。

プロに任せるのも手です!
 
 値段も含め、一番条件にあったものを選んで契約してください。


まとめ

最初にも言いましたが、火災保険は費用対効果が高いものです。

私の考えでは、基本かけておいたほうがいいと思いますが、

繰り返しになりますが、どの補償が必要かはしっかり検討しましょう。

住宅ローンを組んだ時など、長期の契約の際は、数十万円保険料が違ってきます。

しっかり検討されれば、TVのグレードを上げることができるかもしれません。

書き始めると、いろんなことが出てきました。

不明点やこんな場合、などは気軽に質問してください!



P.S.

地震保険についても書きたかったのですが、

一緒に書くとものすごく長くなることに気がつきました。(もう十分長いって?)

地震保険は必要か、については、次回書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月21日 09時30分00秒
Posted by: fpgo
こんにちは。

家庭を笑顔にするファイナンシャルプランナーGOです。

頭に入れてほしい単語をひとつ。



利益相反行為


意味=当事者の一方の利益が、他方の不利益になる行為のこと。










特にお金を儲けよう、増やそうと思うときしっかり考えてください。





ある日、銀行で投資信託をすすめられました。

この言葉を思い出してください。

銀行は手数料で儲けたいと考えています。

でもあなたはお金を増やしたいと考えています。

その手数料が正当と考えれる対価ならOK。

特に、投資商品は「信託報酬」という魔法のもうけがある商品です。

運用に失敗してみなさんは損失を被ってても、

その責任をとるどころか、数%みなさんからお金をふんだくることができる、

銀行や運用会社にとってはまさに素晴らしい商品です。




ある日保険屋さんに保険をすすめられました。

思い出してください。

保険屋さんは保険の手数料で給料もらってます。

評価も結局はどれだけ売ったかです。

その手数料はあなたの払っている保険料からねん出されています。


「利益相反」という言葉を思い出してください。

ほんとにあなたのことを考えてくれてますか?

運が良ければ考えてくれているかもしれません。



情に流されず、しっかりと考えましょう。

面倒くさがらず、しっかり考えましょう。

それだけであなたは数千万円損しますからね!

ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net

10年12月19日 00時08分43秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な過程を作るファイナンシャルプランナーGOです。



ふと思ったことなのですが、

簡単に使っている言葉で、実はあまりわかっていないような言葉ってありませんか?

また、自分はいつも使っていても周りは知らなかったり(とくに仕事上で)、

ってこともありますよね。

そんな言葉の1つだと思います。

収入と所得の違いです。



収入=売上金額。サラリーマンの場合は何もひかれる前の額面金額


所得=売上から経費を差し引いた額。
   サラリーマンの給料の場合はいろいろな控除額を引かれた後の
   税金が課せられる金額のこと

   
いろいろな控除とは、社会保険料控除だったり、基礎控除だったり、配偶者控除だったりです。


覚えておくとしっくりくるときがあるかもしれませんね!
10年12月18日 09時30分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な家庭を作るファイナンシャルプランナーGOです。

今年も終わりになり、そろそろ会社に「年末調整の書類」を提出し終えたくらいの

季節になりました。

いいタイミングなので、

配偶者のパートの税金についておさらいしましょう!



よく

「103万円を超えると税金がかかってしまう!」 とか

「103万円を超えると夫の扶養に入れなくなる!」とか

「社会保険はどうなる???」

なんていう人も多いかもしれません。

素朴な疑問にお答えしましょう。



①103万円超えても税金のことは大騒ぎしてストレスためるほど問題ではない。

②普通のサラリーマンなら社会保険は130万円まで扶養に入れます。

③問題なのは会社によっては扶養手当がなくなることである!

この3点です。



①に関しては

ダンナの税金に配偶者控除に関しては、

103万円を超えても配偶者特別控除という枠があります。(所得税住民税ともに)

ただし、年の所得が1000万円を超える人は除きますが!

なので、劇的に税金が増えるわけではありません。

本人の税金に関しても、

そもそもたくさん稼いでいるわけではないので、

騒いで、ケンカになっちゃたりした場合の、精神的なコストの方が高くつくと思います。

数千円の差の世界なので。

豆知識で、ちなみになぜ103万円という数字がでてくるか。

所得税だと、控除額が

基礎控除38万円+給与所得控除65万円=103万円

この103万円を超えなければ所得がゼロになるからです。


国税庁HPより
配偶者特別控除

配偶者控除

扶養控除

東京都の場合の住民税

パート収入と税金





②は読んで字のごとくです。説明省略!



③これは問題です!

手当の金額によりますが、これがなくなったら数十万円の損失なんてこともありえます。

会社に確認しておいた方がいいです。

私の知る限りでは所得ゼロ=103万円以下のところが多いですが・・・。



結論としては、

扶養手当をもらっている人だけは細心の注意を払いましょう!

ということです!

最後までお読みいただきありがとうございました!


ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月16日 23時32分35秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。
アラサー世代のファイナンシャルプランナーGOです。

低金利時代のセオリーの回でお話しました、
MRF、MMFのことについて、
書いていきたいと思います。

まずは復習から。
低金利時代の運用のセオリーってなんでしたっけ??

短期商品か変動金利商品でしたよね。
それを実践するために、MRF、MMFの説明です。
両方ともセオリー通りの変動金利商品です。

では、銀行の普通預金定期預金と金利を比較してみます。

銀行普通預金金利全国平均     0.02%
スーパー定期300万未満全国平均   0.043%(1年定期)

(12/13ヤフーファイナンスより)
MRF(野村アセットマネジメント) 0.067%
MMF(野村アセットマネジメント) 0.081%
MMF(みずほ投信投資顧問)  0.098%

(12/16 SBI證券HPより)
すべて1年定期よりも上回る数字がでています。
考え方によっては、どんぐりの背比べですが・・・。

説明に入ります。
MRFもMMFも両方とも投資信託の一種です。
証券会社に口座を作らなければなりません。

MRFは証券会社の普通預金口座みたいなものです。
だから入出金は自由にできますし、
キャッシュカードのようなものも発行され、
コンビニのATMで入出金も可能になります。(会社による)
注意したいところは、2点。
まず、元本保証がないところです。
会社の立場に立って考えてみても、
もし普通預金のようなもので元本割れってことになったら大変なので、
そのようなことがないよう注意して運用していますが、
もし運用に失敗したら元本を下回る可能性があります。
(過去に元本割れが起きたことはありませんが。)
もうひとつは、
利回りが確定ではないこと。直近7日間の平均利回りということで表示されていて、
あくまで実績で確定ではありません。
しかし、だいたい安定して普通預金を上回っています。

MMFも投資信託の一種で、元本の安全には注意して運用しているものです。
注意点はMRFと同じものに加えて、
1か月以内の解約だと信託財産留保額がひかれます。(1万口=1万円につき10円)
(※MMFは過去に元本割れを起こしたことがある会社もあります。)
参考資料http://www.toushin.com/tabid/599/Default.aspx
    http://www.toushin.com/tabid/597/Default.aspx

では、証券会社がつぶれた場合にはどうなるか。
まず、証券会社は、会社の資産と顧客の資産はわかるように別にしておかなければならない
という、「分別保管」というものが義務付けられています。
だから、原則もし会社が倒産しようと、自分の資産はそのまま戻ってきます。
しかし、もし返還が円滑に進まないときは。
投資者保護基金より証券会社につき1顧客1000万円を限度に保証されます。
簡単にまとめれば、分別保管と、
銀行の預金保険制度みたいなもので守られているわけです。

安全性に疑問を持たれるかどうかは考え方によると思いますが、
たとえば、生活口座であまったものをMRFに入れたり、
ボーナスをとりあえず入れておく
そういった気軽な感じで使われると便利だと思います。

私的におすすめなのは、
ネットのヘビーユーザーはSBI證券
そうでもない方は野村証券の口座開設がおすすめで。
野村はATMの利便性、SBIはハイブリッド預金があることがポイントです。

投資のきっかけにもなるかもしれないですし、
少しでも有利に、ぜひご検討ください!!

ライフプラン会員になって、安全に安定した生活を手に入れよう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月16日 09時30分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは!

笑顔な家庭をつくるファイナンシャルプランナーGOです。

昨日は、相続について書いてきます、

なんて言ってしまいましたが、

急きょ予定変更で、運用について書いていきたいと思います。

今日は安全な資産運用についてです。

金利が低いときのセオリーがあります。

それは、短期商品か変動金利商品

なぜなら長期のものだと、

低いときの金利で固定されてしまうから、

将来金利が上がった時に不利、ということになります。

ちなみに
短期商品は

・銀行の期間の短い定期預金、

・期間の短い債券(国債や社債)など
がそれにあたります。


変動金利商品は
・変動金利の定期預金や
・安全性に留意した投資信託である公社債投信やMRF、MMF
などでしょうか。
強いて言えば、普通預金も変動するのでこちらに分類されるでしょう。


どれも金利低いではないか!とお思いの方!

こんな考え方もります。

名目金利実質金利
というヤツです。

たとえば普通預金全国平均で0.02%の金利です。

これが名目金利です。

でも物価がたとえ1%下がっていたとしましょう。

そうなると実質は1%+名目金利0.02で1.02%の金利になっているといえます。

少しは気休めになる話かな、と思います。


ちなみに今も変わらず売れている、

このセオリーに反した商品ってなんだと思いますか?


学資保険です。

子が17歳になるまでだと

17年など固定されていますし、

自分の場合で試算させてもらったところ、返戻率111.1%。

その返戻率を金利に計算してみると1.2%程度。

今の金利水準なら大したことありますが、

将来的には??です。

途中でやめれば元本割れは確実ですし。

これはいつか詳しく書いていきたいと思います。


私的におすすめはMRF,MMFです。

証券会社に口座を開設しなければならないなど、

今から始める人には面倒もあるかもしれません。

でもあれば便利です。

長くなってきたので、これも次回詳しく書きたいと思います!




ライフプラン会員になって、経験豊富なFPとともに成長しましょう!
ハッピーライフプランニング.net
10年12月14日 09時31分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な家庭を作るファイナンシャルプランナーGOです。

こんにち「わ」なのか、こんにち「は」なのか、いつも迷っています。

語源的には「は」じゃないかとも思いつつ、

たいてい「は」を使っております・・・。

だれか正解を教えてください!


年末となり、法人税の減税やら高所得者の増税やら、

いろんなニュースが飛び交っています。

すべて法案が成立すればの前提ですが、

今回は相続税のことについて書いていきます。



言わずもがな、相続税というのは亡くなった人の財産を、

相続するときの税金です。

しかし、世の中の大半の人が縁のない税金でもあります。

というのも、今相続税が課税される割合というのは、

4~5%。100人に4,5人です。

一部の資産家にかかる税金というのが現状なのです。

これをもっとたくさんの人から取りたいというのは、

数年前からずっと出ていた議論でした。

これが実行されることが濃厚なようです。



特に、預金や株、投資信託など金融資産をそれなりに持ってる家庭は、

注意してください!!!




「それなり」っていくらくらいというのを考えていきましょう。

今まで

5000万円+(1000万円×法定相続人の数)

というのが、ここまで持ってても税金がかからない金額(非課税枠)でした。

例をあげれば、

法定相続人の人数が1人=6000万円、2人=7000万円、3人=8000万円という具合でした。

新聞発表で確認したものでは、

これからは、

3000万円+(600万円×法定相続人の数)

になります。

法定相続人の人数が1人=3600万円、2人=4200万円、3人=4800万円です。

結構な差ですよね??

ちなみに、

法定相続人が1人で(配偶者以外)で、相続財産が相続評価で5000万円の人は、

今まで税金かからなったのに、

今回の改正が認められれば、140万円も税金がとられることになります!!

(とてもざっくりした計算ですが・・・)

馬鹿にならない金額ですよね?



でも多くの人は対策でなんとかなる可能性もあります。

これから数回は相続のことについて書いていきたいと思います。

より身近なものになると思われるので、

他人ごとだと思わずに、ぜひこれからも読んでくださいね!!

私の運営する生活者支援のサイトハッピーライフプランニングはこちら
10年12月13日 10時21分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。
笑顔な家庭をファインシャルプランナーGOです。

さて、本日は前回の続きです。
前回は学資保険に加入してはいけないという話をしました。
理由などは昨日の記事を参照してください。
学資保険に加入してはいけない!①はこちら

それで本日はその代替案を、ということでした。

さて、いってみますか。

まずは、当然のことながら、毎月一定額積み立てるということが基本です。

①銀行で積立定期などで積み立てる。
「低金利の時に長期固定金利の商品を買うな」の条件は満たせます。
しかし、他のものと比較しても金利はよくないし、
ちょっとピンチの時に使ってしまうリスクは多いかもしれません。
(子供がいると金利が優遇される定期預金というのも銀行によってはあります。)

②証券会社でMMFを積み立てる。
MMFとは投資家から預かったお金を、安全性の高い短期金融商品で
運用し安定した収益の確保を目指す投資信託のことです。
詳しくはMRF、MMFをうまく利用しようの回を。
http://ameblo.jp/happy-life-plannning/entry-10694199128.html
「低金利の時に長期固定金利の商品を買うな」の条件も満たし、
定期預金などより利回りもよく、
また、証券会社で取引をあまりしない人ならば、
学資保険同様、いつの間にか貯まってた感もあり、
安全志向の人には学資保険よりベターな方法かと思います。

③証券会社で投資信託などで積み立てる。
10年以上積み立てる前提であれば、
多少リスクを取っても、ドルコスト平均法が効き、
悪くないかもしれません。
(わからない人は「ドルコスト平均法とは」で検索してみてください。)
今は、1000円単位で積立可能な証券会社もありますので、
少額でもいろんな商品を組み合わせて分散投資が可能です。
また、銀行引き落としもできる場合もあります。
その場合は手数料や信託報酬が少ないものを意識してください。
近日中にドルコスト平均法や分散投資など投資信託などについても書きます。

④低解約返戻金型定期保険に加入する。
簡単に説明すれば、ある一定の期間をすぎて解約すれば、
払った金額よりも多く戻ってくる、というものです。
一般的には学資保険よりも戻りがいいため、
学資保険の問い合わせを保険会社にすると、
営業の人がこっちをすすめてくるということも多いようです。
(学資保険よりも営業の手数料がいいからという理由もありそうです)
私的にはおすすめしません。
理由は、ある一定期間に解約したときは学資保険よりも戻りが悪いことと、
それでも劇的に戻り金がよくなるわけではないので、
「低金利時代の鉄則」に反しています。
それぞれの考え方によりますが。

⑤勤務先により可能であれば、財形貯蓄を利用する。
銀行だと金利がよくないので実はあまりおすすめできませんが、
いざという時に、低利で教育資金の融資を受けることができます。
(いざという時がないために積み立てるのですが)
また、勤務先によっては証券会社の投資信託なども買えます。
これができる場合は、お勧めです!

もっともっと考えればでてくるかもしれませんが、
代表的なものではこんなものでしょうか。

私が言いたいことは、
教育資金の積立=学資保険という短絡的な発想ではなく、
いろんな選択肢を検討しましょう!ということが言いたかったわけです。
別に学資保険に加入してはいけない、というわけではありません。

ついでに、絶対入ってはいけない子ども向けの保険があります。
それは、子ども向けの医療保険
最近は、子ども手当マネー争奪戦で力を入れているところもありますが、
医療保険は陳腐化しやすいものなので、
一生涯のものを若いときに入っても、
いざ使う時には時代遅れになってしまっている可能性があるからです!
子どもの医療費は自治体から助成されるところも多いですから、
基本的に不要ですし。
そんな感じです!

わかりにくいところなどあったら、気軽に相談してください!

※学資保険で呼称をすべて統一していますが、
こども保険など教育資金を積み立てる保険全てのことを指しています



金融商品を扱わないFPが運営するハッピーライフプランニング.net
10年12月11日 10時00分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。
アラサー世代のファイナンシャルプランナーGOです。

最近筋肉量が減ったのか非常に足が冷えます。
今も冷たい!
厳しい冬になりそうです・・・。
いや、明日からマラソンを始めよう、そんな気持ちです!

さて、今回も過激なタイトルをつけてみました(苦笑)
本音を言えば、いけないわけではありません。
でも加入してはいけない!くらいのつもりで
よく検討してほしいと思いこのタイトルにしました。

では、中身に行きましょうか。
まずはマイナス面から検討してみましょう。

途中で解約すれば、戻ってくるお金は
 払った額よりも少ない場合が多い。

→20年近くにわたる長期間にわたるものです。
 住宅購入を控えていたり、お子様が増えたり、
 経済的な変化の予定はありませんか?

低金利時代の鉄則、金利が悪い時に長期固定の金利の ものを買ってはいけない!
→私のブログでよく登場している鉄則です!
 せっかく金利がよくなっても、今の低金利で固定されるからです。
 だから、少なくとも今は加入すべき時ではないと思います。

生命保険会社の健全性は大丈夫?だって長期のものですから。
→破たんの可能性は未知数ですが、貯蓄性の高い保険商品はものは、
 万が一生命保険会社が破たんした場合大幅に損になります。
 破たんという面では国に守られている銀行、証券会社より
 保障が薄いです。

保険って実はいろんな経費が差し引かれてるんですよね。
→販売した人の手数料とか、運用コストとか、営業コストとか。
 (それを言い始めたら、預金や投資信託などもそうですが)
 でもそういったムダなコストをより少ないものを選びたいものです。

悪い面ではありませんが、保険会社のマーケティング戦略にはまってませんか?
→他の手段も検討しましたか?
 何も教育資金の積立方法は何も、学資保険だけではありません。

ではいい面を。
保険になっていると解約するのに手間が多いので、家計のピンチになっても
 手をつけにくく、将来的にはたまりやすい。

→学資保険があってよかった、という声をよく聞くのはこの理由が多いです。
 でも、これは本質的なメリットとは言い切れませんが。

もし契約者に万が一の時には、以後の払い込みは不要で、
 将来のお金を受け取れるものもある。

→これは保険の本来の機能です。
 でも教育資金分も含めて生命保険に入ってませんか?

受取金額の率(返戻率)から積立利率を計算し、
 毎年の利率が1%を超えるものなどもあり、
 今の金利情勢が続くとしたら、悪くないものである。

→これは考え方次第です。私は、このようには考えないので、
 「加入すべきではない」論者なわけです。

以上列挙してみました。
ひとついい面に反論を加えるならば、
「学資保険なら、ピンチになっても手をつけにくい」の項目で、
別に学資保険でなくてもよく、銀行の定期だと手をつけやすいですが、
証券会社などの普段行かないようなところの商品ならば、
同様な効果が得られるかもです。
とにかく大切なのは、「お金に色をつけること」。
これは教育資金の積立だと肝に銘じておけばいい。
それで多少の改善効果はあります。

今回は長くなりましたので、次回、
「学資保険に入ってはいけない」ならどうしたらいいの、の声に
お応えしたいと思います。(誰もいってない?)

ではまた次回!

↓ご質問受け付けます!


10年12月10日 00時05分21秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な家庭をつくるファイナンシャルプランナーGOです。

3回にわたって、現状などを書いてきましたが、

今回が最後で、結論です。

過去3回のリンクはいかにつけておきます。

「1.医療の現状を知る」はこちら


「2.何もしなくてもあなたはすでに医療保険に加入している」はこちら


「3.保険会社のマーケティング戦略にだまされるな!」はこちら





では、前3回を踏まえたうえで、どうしたらいいかを考えていきましょう。

(1)医療保険に入るべきか入らないべきかを判断する

そのために。


①資産の額を把握する。

現金や容易に換金できる資産(株や投資信託など)が数千万円あれば、

医療保険は不要と判断できるでしょう。


②今後の収支を把握する。

お子様が増えたり、教育費がかかるようになったり、家を買ったりと、

ライフステージの変化があれば、家計の収支も変わってきます。

未来を予測し、今後の預貯金額がどうなっていくかを考えて、

足りないようなら保険加入の検討価値はあると思います。

(もし増えていかないようであれば、保険以外でも改善策を検討したいところです)

基本は貯蓄を増やす方向で、医療費は対応したいものですが、

ここまで考えて将来的にも心許ない貯金額であれば、次のステップです。



(2)入る保険を検討する

端的に言えば、入る意味があって、できるだけ安いものを探すということです。

(当然と言えば当然です)

それでできるだけ貯金に回したいものです。


①入院一日につきいくら必要?

入院1日当たり3000円、5000円、7000円、10000円など、

いろいろな種類があります。

医療保険の入り方②で書いたように、高額療養費によって、

一般の所得の世帯は8万円+αで医療費の上限を迎えます。

しかし、月をまたいで入院した場合(例、15日に入院し翌月15日に退院など)

の場合など、8万円+αを2カ月分なんてこともありえます。

(そもそも入院は短期化傾向なのですが・・・)

入院日額5000円あれば、5000円×30日=15万円で、

+手術で持ち出しはゼロにできると思われますので、

たとえ貯金ゼロの世帯でも日額5000円あれば十分でしょう。


②一入院の支払限度日数は何日必要?

医療保険の入り方①で書いたとおり、ほとんどの病気で、

1か月以内の入院で退院です。

最近の各社の主力商品は60日限度のものが多いようです。

30日や40日のもので契約できるものもあるようですが、

その他の条件で保険料が60日限度と大差ないなんてこともあります。

ここはあまり重視せず、

60日以内でいい、といった感じで把握しておいて、

できたら短縮するというスタンスでいいと思います。


③期間は、終身(一生涯)?定期(10年)?

これは、入る家庭の貯蓄計画によりますが、

基本的には定期型でよいと思います。

なぜなら、貯蓄がしっかりしてきたところで解約したいので。

10年以上貯蓄がだめそうであれば終身型を選択してください。


④終身型にした場合の払い込み方法は終身(一生)?60歳まで?

絶対に終身払いにしてください!

60歳までにすると払い込み期間が短いために、保険料が高くなります。

何度も言っているように、医療の世界は日進月歩。

保険も進化していくので、もし、貯蓄の余裕のない家庭でも、

途中で解約することを覚悟しておいたほうがいいと思います。

そのために、より損が少ない終身払いを選択してください。


⑤特約は?

不要です。

特にガン診断一時金などに保険をかけるくらいなら、

がんばって貯金に回しましょう。

先進医療特約も、使える可能性は極めて少ないです。

もし月100円くらいならいっか、という人がいれば、

反対はしませんが。



これらの条件で、保険料比較サイトを使って探してみてください。

注意点は、特に医療保険だと、ネット生保が実はあまり安くないということと、

共済も余計なものがいろいろ付いていて、実は安くないということでしょうか。

時間をかけるのが嫌であれば、私など、商品を扱わないFPを使うのも手です。


最後に、貯金の方法ですが、

銀行口座(定期預金でも可)を作って、

不測の事態口座とでも名前をつけて給料やボーナスを、

保険料払ったつもりで積み立ててみてください。

同時に老後積み立てや、車購入資金積み立てとか、

名前を付けて積み立てることをおすすめします。

そうしなければならないわけではありませんが、

別々に積み立てた方がわかりやすいので、やりがいが生まれます。

別々に積み立てた方が、金額の増え方がそれぞれ少ないので、

「もっと増やさなければ!」という意識から、がんばれることが多いようです。


話はそれましたが、医療に対する備えの話に戻ります。

3,40代の人は、老後の資金に積み立てているものも、

不測の事態で使うのは可です。取り返しがつきますから。

だから、保険の要不要は老後+不測の事態口座の残高で、

判断されていいと思います。



医療に対する備えで

一番必要なのは換金が簡単な資産です。

それさえあれば、損する可能性が高い「医療保険」に入る必要がありませんから。


というのが結論です。



またまた長くなってしまいました。

わかりにくい点なども多々あると思います。

そんなときは気軽に質問してください。

わかるまで説明します・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました!

10年12月04日 22時23分58秒
Posted by: fpgo
皆さんこんにちは。

家庭を笑顔にするファイナンシャルプランナーのGOです。

今日は昨日の続きです。


こんな話CMや資料などで聞いたことありませんか?

「女性のガンや病気を手厚く保障!」

これって保険会社のただのマーケティング戦略です。

別に映画館の「水曜日はレディースデイで安くなる」などとは違って、

保障が大きくなる分しっかり保険料を多く支払っています。

マーケティング戦略として、

「女性限定!」とか「30代の女性限定!」とか「30代のお母さん限定!」

などターゲットを明確にすると反応がよくなるのです。

ただそれが目的であって、女性のことを本当に考えてくれているわけではありません。

たとえ乳がんであっても普通の医療保険で保険金は支払われます。

たとえ乳がんであっても、他と比べて入院費用が1.5倍とられるわけではありません。

保険料を多く払ってまで必要ですかね???



付け加えると、女性の方限定、入院などがなければ、

3年に一回○万円のボーナスが受け取れます!

なんて保険も同じです。

入院があれば払い損がある分損です。

別に保険会社がボーナスをくれるわけではありません。

あなたが、その分上乗せして保険料を支払っているだけです。

保険でためる必要は一切ありませんよね?

聞こえのいい言葉に騙されないようにしてくださいね!



最後に保険屋さんがよく使う話法とそれに対する意見を2つ紹介しましょう。

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①先進医療ってご存知ですか?ガンに放射線を当ててガンを消す方法で、

体の負担が少なく治療できます。

でもこれは自己負担で300万円かかります。
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→まったくその通りなのですが、残念ながらその施設は全国で数か所しか

ありません。また、ガンの部位も限定されたり、転移があったらだめだったり、

受けれる機会が少ないのが現状のようです。

ある保険会社では300万円もする先進医療の請求は年4,5件しかないみたいです。

しかし、これは特約で年100円程度のところが多いです。

貯金が少なく民間の医療保険が必要な人はプラスしても悪くないかもしれません。

(先進医療は金額の大きいものがよく言われますが、ガン以外で数万円のものや、

数十万円のものもあります。また、先進医療が、通常の健康保険適用のものになったり、

新しい技術が追加されることもあります)


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②今の国の財政では健康保険の制度を維持することはできないから、

将来の負担増は目に見えています。だから医療保険をかけておきましょう。
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→おっしゃる通りで、将来のことはわかりませんが、

財政的に危うく、自己負担は増加傾向になる可能性は、高いのかもしれません。

でも、医療保険をかけておけば安心というのはいかがなものか。

医療の世界は日進月歩です。

たとえば、がんでも通院による治療が増えてきているので、

入院給付金の重要性は減っていて、がんと診断されたら100万円など、

診断確定で給付金がもらえるものが人気であったりします。

このように、医療の進歩に対応して、民間医療保険も進化します。

だから、今の保険は20年、30年後にとても役に立つかというと、

わからないでしょう。時代遅れのものになっている可能性もあります。

また、もし今の医療制度が完全に破綻する状況になったとき、

民間の保険会社の経営は大丈夫ですか?とも思います。

だったら、日本経済のさらなる悪化に対応して、

外貨を蓄えたほうがいいのでは?と私は思います。



ここまで3回にわたって書いてきましたが、

何の提案もしていません・・・。

次回こそは建設的な意見です。

「医療保険の入り方④では、どうしたらいいんだ?」

をお送りします。

お楽しみに!

ネットでFPを有効利用!ハッピーライフプランニング.net
10年12月04日 09時00分00秒
Posted by: fpgo
みなさんこんにちは。

笑顔な家庭を作るファイナンシャルプランナーGOです。

初めて投稿します。

いきなりですが、

医療保険の入り方講座をやっていこうと思います。

まずは、病気の現状を知ろうと思い、第1回にしてみます。

このように、みなさまの役に立つ情報を頑張って書いていきます!!



厚生労働省の平成20年患者調査より、

平均入院日数を調べてみました。

胃ガンで26.8日、

大腸がんで19.2日

長い脳血管疾患で104.7日

詳しくは厚生労働省HPを参照してください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/08/index.html

意外と短いと思いませんか?



保険料が安く、一番保険金をもらえそうなパターンで試算してみます。


まず、入る保険のほうは、
オリックス生命さんのHPで保険料で試算してみたところ、

入院日額1万円、一入院60日、7大生活習慣病は120日になる特約、

手術給付金20万円、先進医療つき、終身払い(一生涯払い続ける)

30歳男性で月3420円年額41040円となります。

終身払いなので、一生涯払い続けなければなりませんが、

目安として、50歳までで、82万800円、

60歳までで123万1200円、70歳までで164万1600円

80歳までで205万2000円が皆さんが支払う保険料となります。



ではもらえる保険金額を試算してみましょう。

一番入院の長い脳血管疾患で試算してみます。

脳血管疾患を患って104日入院した場合、

入院日額1万円のものなら104万円、(7大生活習慣病に該当するので120日上限)

手術給付で20万円入っても、124万円です。

費用対効果を考えるとどうなんですかねぇ。

ちなみに、上記の保険料は一生涯保険料を払い続けるものです。



脳血管疾患での受療率を調べてみると、10万人につき279人(平成17年患者調査)、

1000人に2.79人です。



話をガンに変えます。

以前書いた内容ですが、

50歳を前にがんにかかるのは、

男性で2.2%(100人に約2人)、

女性で4.4%(100人に約4人)です。

10人に1人がガンになるのは64歳までです。


先程は平均的に入院が長くなる傾向のもので計算しているので、

ガンの場合の費用対効果は言わずもがなだと思います。

ガンの場合の特約を増やすと今度は保険料が高くなります。

結局費用対効果は?だと私は思います。



なんだか結論じみてしまってますが、

これで終わりではありません!

次回は「医療保険の入り方②何もしなくてもあなたはすでに医療保険に加入しています」

をお送りします。


医療保険の入り方は、
①病気の現状を知る
②何もしなくてもあなたはすでに医療保険に加入しています。
③保険会社のマーケティング戦略にだまされるな!
④ではどうしたらいいの?

の4回にに分けて書いていきます!

これからもぜひ読んでくださいね!

10年12月04日 00時09分48秒
Posted by: fpgo
皆さん、こんにちは!

笑顔な家庭を作るファイナンシャルプランナーGOです!

前回の医療保険の入り方の続きです。

前回の内容ははこちら。



すでにタイトルからネタばれしてるかもしれませんが、行きます!



サラリーマンの方、社会保険は給料から天引きされていますよね?

自営業の方、国民健康保険料払ってますよね?

そう、国の制度としての健康保険にすでに国の制度としての

医療保険に加入しているわけです。



70歳未満の方はかかった医療費の3割を、

70歳以上75歳未満の被保険者は2割(ただし、平成21年3月31日までは1割)

(現役並み所得者は3割)だけを一部負担金として医療機関の窓口で支払っているわけです。

これも健康保険の賜物です。



さらにこれが高額になると、

高額療養費といって、

一般の収入の人なら1か月あたり、8万円+αで抑えられ、

さらにそれが4カ月以上続けば1カ月44,400円に抑えられます。

下記はその場合の計算式の表です。

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【70歳未満の方 医療費の自己負担限度額(1か月あたり)】
外来・入院
上位所得者(標準報酬月額53万円以上)
150,000 円+(総医療費-500,000 円)×1%
〈83,400 円〉
一般
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
〈44,400 円〉
低所得者(住民税非課税世帯)
35,400 円
〈24,600 円〉
〈 〉内は1年で3カ月以上上限に達した場合の4カ月目以降の上限
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もちろん、お見舞いの交通費や入院時の食費などはこの対象外にはなりますが、

それを考えてもとても大きな給付であることは間違いないでしょう。

何せ上限が決まっている=これ以上は払わなくてもいいという、

絶対に民間ではできないものですから。



さらに、サラリーマンの方は傷病手当金という制度もあります。

仕事が原因ではない病気やけがで仕事ができなくなった場合などの間に

生活の保障をしてくれるものです。

(仕事が原因の病気やケガは労災保険から出るので安心を!)

標準報酬日額の3分の2(月給の日額の約66%)が1年6ヵ月間もらえます。

また、出産一時金が一児ごとに42万円もらえる(地域により異なる)などなど、

すでに手厚い保険に加入しているわけです。



医療費が無料になるわけではないし、入院すれば働けず、

収入が減るなどの影響があるので、

貯金が心細ければ、これだけでは安心はできないかもしれません。

そういう人には保険が民間の必要になります。

ここまでは、国の制度の概要を見てきました。

次は「保険会社のマーケティング戦略にだまされるな!」をお送りします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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