2013年 2月の記事一覧

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13年02月28日 06時00分00秒
Posted by: fpft
『医療保険は働いているうちに払わないと大変って言われたのですが』
これって本当でしょうか。その辺の話をしてみたいと思います。
競合になりましたが、正直にいってどっちでもいい問題です。

基本的に私は医療保険に関しては終身保障で考えています。
理由は3つあります。1つ目は今の医療保険が20年後、30年後は使えるか
疑問だということです。

60歳払込みを選んだということはその医療保険はも見直さないことが
前提になります。しかし本当に20年後でも使えるのか?
反対のことを言えば20年前の医療保険は今、使えるのかということです。

わたしは保険料が安い終身払いにして医療技術の進歩や健康保険の変化に
備えていつでも見直しできるようにしたほうがいいと考えています。
では保険料といえば終身払いは損なのでしょうか。

ある医療保険で実際に計算してみたいと思います。
40歳の男性が1日5000円の医療保険に加入するとします。
終身払いで月に2620円、60歳払いで4290円です。

60歳払いこみの場合保険料総額は4290円×12ヶ月×20年
=102万9600円になります。それに対し終身払いで保険料が
102万円になるのは約32年6ヶ月になります。

72歳までに死ぬことになれば終身払いの方が得であり
それ以降生きているなら60歳払い込みがお得といわれれば
その通りかもしれません。

しかし月に2620円が年金暮らしになって苦になるでしょうか。
その額なら終身払いにするメリットである見直し可能であったり
現役時代保険料が安いというほうが生きてくると思っています。

確かに保険の売り手であるということを考えれば60歳払い込みの
方が月の保険料が高いので報酬が高くなります。
いつでも売り手とお客様の論理は違いますが、今はおいておきます。

どう判断するかははお客様に任せてありますので私の考え方に
賛同してくれれば私に連絡が来るでしょうし、60歳までに払った方がいいと
判断すれば相手の保険屋さんとのお付き合いが始まることでしょう。

結果は・・・
お客様のキャッシュフロー表を作りながら近い将来の問題点を
話しながら、今後の家計に関して改善点を話してきました。

わたしとお客様との最初の接点は生命保険です。
しかし、お客様のお金の悩みはもっと違うところにあります。
それは生きて楽しく暮らすほうが大変だということです。

もしものことも大事ですが、生きることのほうが大事
そう思ってファイナンシャルプランを作っています。
今週もまた始まりましたね。

電話がよく鳴るファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

13年02月27日 05時46分37秒
Posted by: fpft
どこの大学生と話しても就職に関してはかなり
不安を持っているようです。
それはどんな一流といわれている大学でも同じようです。

先日、遅すぎた昼食をとっていると横の席でスーツを着た
20歳そこそこの男性が履歴書を書いていた。
トイレに行くときにチラッと見たが、、、

『これじゃ、受からないな』

履歴書の自己PRを読んでそう思いました。
キャリアコンサルタントに教えてもらっているようですが
これでは『事故PR』だ。ではなにがわるいのでしょうか

そういう私も40歳のときと42歳のときに就職活動をしています。。
40歳を超えての就活なのでどのくらい厳しいかは理解できるでしょう。
それでも面接まではかなりの割合で行きました。

ほかの人に聞くと面接まで行かずに『お祈りメール』を頂くようでした。
そういえばハローワークの人が面接までいく割合に驚いていました。
就活とは営業活動そのものと思っていました。

ということは履歴書を出す先の担当者が見て気に入らないと
面接までは行かないということです。
つまり担当者に好かれるようにかくことが大事なのです。

それを多くの学生は『自分はこれだけ優秀です』と書いています。
そんな文章、担当者は山ほど読んでいてとても差別化になりません。
肝心な視点が欠けていると思います。

肝心な視点とはなにか
それはもしあなたが担当者だったらどういう人と一緒に働きたいか
というお客様目線、相手目線の考え方が欠如していることです。

試しにある女性の履歴書を4通書いてみました。
そのうち2通は面接、2通は落選でした。
そのうちの1社に決まりました。

就職目的のためにFPの資格を獲りたい人には長いサラリーマンの
経験を基にした履歴書の書き方も教えています。
FPよりこっちのほうが就職には効果が高いかもしれません。

3月から大学1年から3年生向けのFP資格講座を検討中です。
その中で相手目線の履歴書の書き方まで教えることを
していくつもりです。

就活している方はがんばってください。

熊本ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
0120-929-943


13年02月26日 06時07分00秒
Posted by: fpft
今年の東北地方の雪はすごいですね
熊本ではほとんど降らないので大変さは理解できないのですが
あんなに降ったら仕事はストップです。。。。

ストップといえば、先日ある方の教育費の話になりました。
済々黌1.63倍、熊本高校1.57倍、第一2.06倍!!
2倍ということは2人に1人が・・・これってすごいですね。

その関門を突破していくためにいい塾に入れたいと考えるのは
親心として当然なのですが、そこにはお金がかかります。
それでも学力低下にストップをかけるためになんとかしたい。

そんなお話から始まりました。
素直で好感の持てる方だったのですが、それが保険にも出てまして・・・
言われるがままの状態なので保障が特約でいっぱいついていました

あれもこれもはいらないでしょう。
ということで0ベースで一緒に考えて見ました。
そうです。保険が塾代を圧迫していたのです。

なんといっても企業の福利厚生がある会社なので
保険の見直しもスリムに決まって行きます。
これで塾代の目処はつきました。

次の問題はお子様の学力ですが、、、
こればっかりは私にはどうにもできません。。。。
お互いに子どもを持つ身。子どもにがんばってもらいましょう!!

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
13年02月25日 05時13分33秒
Posted by: fpft
おはようございます

週末は仕事が入っていなかったので休養に充てました。
今年に入って動きっぱなしだったので立ち止まる必要性を感じていました。
そうしないとお客様目線がずれてしまいますので。

そんな中、久しぶりに公的機関よりセミナーの依頼を受けました。
2年前に行なったセミナーに満足していただいたようのが
今回の依頼になったようです。

前回は70歳からの健康保険・年金セミナーでした。
あの時は受けたことのない質問にタジタジ、、、
今回は成長したところをお見せできればと思っています。

今年は自分でも少しセミナーというよりもっと緩やかで売り込みなどない
勉強会的なものをやって行きたいとおもっています。

とにかく今週も始まりました。
すばらしい1週間になるといいですね。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
13年02月22日 20時58分48秒
Posted by: fpft
『がん保険って本当に必要ですか』
そんな質問がありましたので私の考え方を書いてみたいと思います。
私自身はがん保険に加入しています。

なぜ加入しているのか。大きく2つの理由があります。
1、父親を白血病で亡くしている。遺伝は否定されているが確率が高いと思っている。
2、入院は短いが、勤務復帰まで時間が掛かるから
3、再発の可能性が高いから

その間、働けないことを考えてみると必要という判断をしました。
父のときに思いましたが、治療をして直る可能性があったとしても
金銭的に不足した場合、治療をつまり命をあきらめるしかありません。

それは遺族にとってものすごくつらい出来事ですし、
医者に『どうしますか?』と聞かれたときの声はいまだに耳に
残っています。それだけ残念な出来事でした。

次にどこのがん保険がいいかになりますが、私は診断給付金を
1番重要視します。診断給付金で現金がもらえれば治療にも使えるし
生活費にも、教育費にもそして住宅ローンにも使えます。

そう考えると保険はもしものためでなく生活防衛のためという
結論になります。ということは出来るだけ安く効果が高い保険に
加入する必要があります。

月にいくらあれば生活ができるのか

一家の家計を握っている主婦の方ならお分かりいただけれと
思いますが、これこそが保険に入る目的と思っています。
まずはご自分の家計になにかあったら月にいくらあればいいのか。

それを考えることが保険を安くする最短距離では?
そう考えています。

電話がよく鳴るファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

13年02月20日 07時13分47秒
Posted by: fpft
おはようございます。
本日は出張で熊本から宮崎に来ていますFPの永野です。
欲望渦巻くマネーの動きを易しく家計に直して伝えています。

最近、株価の話題を聞くことが多くなってきました。
関心も次第に高くなりその現象として四季報が
売り切れているなんてニュースも。

日経平均は昨年の8500円近辺から11500円近辺まで
約3000円の上昇となり、投資をしている方にとって
最高の時期だったのではないでしょうか。

それに乗り遅れまい、いやひと稼ぎしてやろうという
欲望の波が大きくなってきており、それに伴い
銀行や証券会社などの金融機関によるセールスも活発化しています。

わたしのところにも多くの相談?『なんに儲かる株ない?』と
いう電話も増えています。

歴史を紐解けばこの行動こそが何年後の塩付け株といわれる
評価損をたっぷり抱える行為ともいえるでしょう。
歴史は常に繰り返します。

また金融機関によるセールスにより売買手数料3%になる
高い手数料をとられる複雑な外国債などの初心者が買ってはいけない
金融商品を手にしてしまうことでしょう

ではどうすればいいのか
資産運用を考えたときにまずすることがあります。
知識習得のための時間への投資です。

これをすると必ず負けるということがあります。
いくらまでリスクが許容できるかを考えるのが最初なのに
いくら勝つかばかり考えてしまいます。

どうやって減らさないか考えればいいということです。

乗り遅れてあせる気持ちはわかりますが、焦ることありません。
チャンスはいくらでもありますのでゆっくり自分に投資しましょう。
それこそが最大の成果となることでしょう。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
13年02月17日 17時37分59秒
Posted by: fpft
保険の見直しを中心とした東京出張がおわり
熊本に帰ってきました。
今回もお客様への知的おみやげ盛りだくさんです。

先月に続いても出張でしたが紹介が増えていて
4ヶ月に1回でしたが3ヶ月に1回、2ヶ月に1回と
そのペースが上がってきました。

保険の見直し相談も大事ですが、今回の目的の1つに
東京の不動産状況とREITの実地勉強がありました。
アベノミクスによる政策はREITにどんな影響があるのかです。

REIT関係の方と夜会食をしながら、また別の不動産関係の
方から直接REITに関してレクチャーをうけ有意義な
東京でした。

熊本にいると情報がネットなどに限られてきます。
やはり東京にいってよかった。
予想以上の状況でした。

熊本の人に東京レベルのFPを提供したい。
今後も定期的に勉強にいってきます。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
13年02月11日 22時41分24秒
Posted by: fpft
『太陽光発電をつけようと思うのですがうちはどう?』
年間契約しているお客様から電話が掛かってきました。
最近、太陽光発電に関する話が多くなってきました。

今から15年前の話し、まだクレジット会社に勤務しているころです。
熊本から静岡県の浜松に転勤になり始めて出合った商品があります。
それが太陽光発電システムなるものです。

まだ値段も高かったのですが、補助金も半分ぐらい出ていたと
記憶しています。メーカーは京セラが多かったのです。
当時より浜松では結構売れていて私の成績の主力商品でした。

そう考えると太陽光発電システムとは長い付き合いで
屋根を見て15年になる計算です。
今でも付き合いは続いています。

お客様の家に行き、見積書を見せてもらう。
『高い!!』
付き合いが長い商品なので一目でわかってしまいます。

今でも付き合いがある業者の方にいくらでつけられるか
見積もりをしてもらったところ・・・え?
60万円も違う。やっぱり、、、

お客様にわたしなら同じメーカーならこの60万円安いほうで
購入しますがどうしますか。クレジットの金利も安いのが
あるのでもっと差がでます。

こうして業者、わたしFP、お客様の3人でお客様の家計を
もとに考えてみて出力を決めて値段も決まりました。
そうなんです。この商品、安く買わないと合わないのです。

しかし大事なのは値段ではないことは長い付き合いで
わかっています。売電に関するオーバートークもありましたし
いい加減な訪問販売セールストークもたくさん見てきました。

そうなんです。結局生命保険でも同じなのですが、
値段で考えるのではなく誰から買うのかがとにかく大事なのです。
その人選びがしっかり出来ればきちんとした値段がでてくるのです。

15年前に比べて一般的な家電?になった太陽光発電システム。
それでも高額商品にはかわりありません。
購入するならしっかりとした知識をもってから購入したいですね。

それにしても売れています。

電話がよく鳴るファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

今日のお電話は300万円あるのですがなにかいいものありませんか、でした。
1000万円持っていてそのうち300万円ならいいのですが
300万円のうち300万円ではリスクは取れません。

それでもいいなら・・・・
13年02月10日 12時58分57秒
Posted by: fpft
政権が自民党になってから急激に動き始めたもの、ことがあります。
例えば為替であり、公共事業でありです。
これをアベノミクスの現状と考えて話をしたいと思います。

現状として為替は円安に振れて1ドル78円から94円まで
戻ってきました。それにより輸出企業である大企業、とくに
自動車、電機関連の株価が盛り上がり日経平均も11000円を超えてきた。

さて何度か書いていますが、一般庶民の生活になにか変化はあったのでしょうか
きっとないもしくは灯油などの値上がりできつくなったと感じている。
それが実感ではないでしょうか。

そうなのです。
短期的にはこの現象は富裕層に優しく、収入が厳しい層には
つらい政策でもあるのです。

それは簡単に予想できることでもあったので、お客様には
保険より運用といい続けてきたわけで、FPとして当然の判断だった
わけでもあります。

問題はこのあとです。注目は1点!!
賃上げは起こるのか、、、です。多分ムリでしょう。
大企業は円高へのゆり戻しを警戒してさらに内部留保に向けると思っています。

しかしボーナスや残業代という一時的な『賃金』は上げるので
そのお金を有効に使うのがサラリーマンにとっていいのでしょうか。
もう今から投資・運用にまわしてはいけないと思っています。

ではどうするのか
それは次回にしたいと思います。

簡単に予想できることは確実にしておきましょう。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/
13年02月02日 07時50分21秒
Posted by: fpft
おはようございます
熊本でもインフルエンザが増えているようです。
周辺を包囲されても自己防衛で守っていきたいですね。

自己防衛といえば生命保険にもいえます。
今、保険の見直しをして家計にゆとりを出そうといている方は
今1つ考えてみてください。

あなたが生命保険の売り手であったとします。
あなたはなるべく高く売らないと自分の収入が上がっていきません。
その時どうやってお客様により高い保険料を払ってもらおうとしますか。

きっとまずはセールストークを覚えることでしょう。
高い死亡保障を買ってもらうためにはもしものときに必要なお金は
といって綺麗なグラフィックのソフトを使ってその妥当性を説明します。

そして医療保障は入院したら大変!!といって不安をあおって
1日あたり多くの保障をつけてもらおうとし、さらに女性は女性特有の
病気が心配ですよね、といって特約をつけていきます。

そしてガンも心配ですね、となります。若いうちはこんなにたくさん保障が
あってもこれだけの保険料ですといって思っているよりやすい保険料に
お客様の納得。契約してもらおうとしませんか。

そして、10年後に保険料の更新があることはさらっと流す程度に
説明します。その結果月に2万、3万円の保険料になり
自分の成績、自分の収入につながります。

しかしこれを否定してはいけません。商売で儲かるには安く買って
高く売るのが鉄則です。あなたは自分の仕事では同じコトを
しているはずです。

ただし、この売り方にはお客様視点がありません。
この結果、確かにお客様にもしも保険を使うことがあれば入っていて
よかったと感謝されます。でも使うことがなければ家計負担が
重くなることになり、不満につながります。

いまの話はあくまでも仮定の話ですが、売り手の理論でもあります。
では買い手はどうすればいいのか。
そうです。売り手の理論ではなく買い手の理論で考えないといけないのです。

買い手の理論とはなにか。
それは必要な保障はいくらなのかを社会保障制度や勤務先の福利厚生などを
合わせて考えていく必要があります。

簡単に言えばもしものときに月にいくらあれば生活し、お子様の教育費を出せて
さらに老後の資金の足しをつくれるか。入院したら、がんになったら収入減を
どう補填するのか、住宅ローンはどうするのか、塾代はどうするのかを考えることです。

そうなんです。買い手の論理とは生活防衛できる額だけ保険を使うことです。
そうしないと出費が増えるお子様の成長とともに家計が大変になっていき
ひいては老後の資金作りに大きな影響をだすことも考えられます。

月にいくらあれば生活できるのか
それが家計をあずかる主婦に必要な考え方では?
お客様とお話しているとそう強く思うのですがいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナー
永野 修
http://fpft.jp/

昨日の相談は火災保険で太陽光パネルは保障されるかでした。
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