2012年 10月の記事一覧

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12年10月26日 07時43分16秒
Posted by: fpft
だからあなたは失敗するのです。

これは先日あるお客様に言った言葉です。
厳しく聞こえるかもしれませんが私がやさしく言って
お客様がお金を失ったら私を雇ってもらっている意味がないです。

生命保険と住宅ローンを見直し⇒住宅ローン返済もしくは貯蓄⇒投資
このパターンでお金を作り出すことをお客様に教えています。
最後の仕上げ、投資でお金を失っては意味がないのです。

お客様がある株式投資信託を買った。
それ自体はいいことです。
問題は買った動機です。

『証券会社のセールスの勧められたから』

それを聞いて出た言葉が冒頭の言葉です。
投資は自分で考えて自分で決断して買うものです。
決してセールスに勧められて買うものではありません。

わたしも株式投資を始めた当時は雑誌や日経新聞を
読んだり、人に聞いたりして投資をしていました。
そして見事なまでに失敗した。

株式の世界は勝ち組1に対し負け組9といっても
過言ではありません。プロ野球にアマチュアが入って
いくような世界です。

そこでお金を殖やすなら自分でしっかりした投資理論を
持たないと生き残れません。事実、お金がなくなり退場した方も
一杯います。わたしだって苦労しました。

サラリーマン時代に財形貯蓄の1部80万円を下ろして始めました。
しかしその80万円は3ヶ月後にはなくなっていました。
顔が青くなったのはいうまでもありません。

ここから私の株式投資がはじまりました
ここで得たことは1つです
『負け組9のへたくその話なんて聞くな』です。

話がどんなに立派だって株式の世界では勝てない。
次回はわたしが負け続けて覚えた株式投資を書いていきます。

サラリーマン時代から書いていたブログが懐かしいです
http://blogs.yahoo.co.jp/cay10130
その歴史の1部がここに書いてあります。(途中消してしまったが)

第1回目は『長期投資なんて捨ててしまえ』です。


お金が殖えるFPコンサルタント
永野 修
http://fpft.jp/


12年10月24日 19時27分50秒
Posted by: fpft
ゴホ、ゴホ、ゴホ
絶え間なく出る咳のせいで気管支がいたいです。
寝転ぶと咳がでるので座るしかありません。

昨日は咳き込んで寝れませんでした。
毎年今頃は喘息に気を遣います。
正確に言えば40歳になった頃から再発してきました。

東京にいくと子供の頃の通知表を見る時があります。
小学校6年生まで毎月3日程度、学校を病欠していました。
そういえばこんなことがよくあった、、、と思い出します。

夜中に咳き込んで寝れずにいるわたしを母が病院につれていきます。
しかし母は車の免許をもっていないし、父親は仕事で帰宅が遅い家庭です。
しかたなく母は自転車の後ろに乗っけて約20分かけて病院に行きます。

病院に着くと吸入し、腕に注射を3本を打たれてます。
そしてまた自転車の後ろにのって帰宅するのですが、
こどものわたしには薬が強いせいか自転車の後ろでよく吐いていました。

あれから35年

再び喘息とのお付き合いが始まっています。
それだけではなく様々な経験が今、活きています。
母親に感謝しつつ自分がしてきた経験をお客様にお伝えしていきます。

知識より経験を伝える方がきっとお客様のお役に立てるはずです。
12年10月19日 20時29分37秒
Posted by: fpft
『余命はどのくらいですか』
テレビで聞くようなセリフを言った。
まさか現実でいうとは思わなかった。

『多分1ヶ月持たないでしょう。』
医師は若い女性ながらしっかりした口調で言った。
原発の臓器が見つからないガンは治療のしようがないらしい。

病院からの帰り道、母と2人で無言のまま電車に乗った。
重苦しい時間。こんな日が来ると思わなかった。
忘れることが出来ず、いまだに目に焼きついている西大島の駅

医療保険しか入っていなかった父の闘病生活の始まりでした。
生命保険に入っていないということは現金も・・・
あの頃は本当に『クレジット会社クビかな』と考えていた。

来年は父の13回忌。月日は早いものです。
あの時あんなに無知だったのに今の私はFPとして話している
それもあの12年前の経験があってこそです。

あのときの私はセールストークを信じていた。
恐怖とセールスが一体化していることも知らなかった。
でも今ならはっきりといえる。

知らないってことがどれだけ損なのか

明日も客観的事実だけを話してみよう。
きっとお客様の役に立てることだろう。
あのときのわたしが聞きたかった話だから。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修
12年10月19日 09時54分03秒
Posted by: fpft
おはようございます
熊本の朝も寒くなってきました。
風邪引いている方が周りに殖えています。

最近は熊本だけでなく、東京、山口、宮崎と
このブログをみてお客様になってくれる方が増えています
ネットの力は本当にすごいですね。感謝、感謝です

また来月は福岡の住宅展示場で相談員をすることになっています
いつもどおりお客様にわかりやすい情報提供をしていきます
そしてWEBももっと充実させていきます。わたしのWEBです

最近、お客様との相談方法を少し変えました。
いままではお会いしたときに資料をお見せして説明していました。
それを今はすべてお会いする前にお渡しことにしました。

その結果、なにが変わったかと言えばお客様の反応です。
具体的に言えば『質問攻め』に合うようになりました。
じつは『質問攻め』がわたしの理想だったのです。

前もって資料を渡していますので私とお会いする前に読んでいます。
そこで疑問点を前もって考えることができ、聞きたいことが整理できます。
また、私にもしくはわたしのスキルに疑問をもてばお客様はお断りもできます。

お会いして一通り挨拶をしたら質問が始まります。
わたしの主観や主張を交えずお客様の聴きたいことを客観的な
事実のみを答える。なによりこれが理想でした。

わたしに連絡をくれる方は自分で考える能力が高い方や、
最初の保険は言われるがまま契約したけど今度こそは自分でしっかり考えたい
と思って連絡くれる方が多いです。

そういう方がほしいのはセールストークではないのです。
自分で問題解決するための情報がほしいのです。
セールストークは聞き飽きていまし、すでに信じていません。

もう1つ利点があります。
それはお客様の満足度が高くなったことです
相談が終ったあとの笑顔でわかります。

結局、FP相談とはなにか
それはより多くの価値観を持ってもらい質問してもらうこと。
そして問題解決のお役に立つこと

FPは本来は保険セールスではなく相談が本業のはずですね。
この方法をますます進化させていき、これからもお客様の満足の高い
FP相談が出来るようにします。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修。
http://fpft.jp/
12年10月17日 08時59分48秒
Posted by: fpft
わたしの寝床の前に1枚の紙が貼ってあります。
近江商人の商売10教訓です。

<商売の十教訓>
 
●商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
●店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。
●売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる。
●資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし。
●無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ。
●良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
●紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。
 つけてあげられるもののない時は、笑顔を景品にせよ。
●正札を守れ。値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
●常に考えよ、今日の損益を。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。
●商売には好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ。

わたしもFPという前に1人の経営者です。
その上で大事にしていることがあります。
それは・・・

売る前より売った後に多くコミュニケーションをとることです。
わたしの仕事は販売ではなく、お客様の問題解決です。
お客様は希望、願望もたくさんありますが、同じくらい問題もあります。

その問題を解決できないか、といつも考えています。
住宅リフォーム、パソコン修理、エアコンクリーニングなどなど
知っていて得な知識はいっぱいあります。

そう考えるとこれからの仕事は商品販売よりも
問題解決となっていきそうです。
FPである前に役に立つ人間でありたい。

それがわたしのFP品質です。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修


12年10月15日 09時23分26秒
Posted by: fpft
かみ合わない話

先日とある保険会社の商品を販売している人と
保険セールスについて話していた。
そこであることに気がつきました。

その方が1社しか取り扱えないのに比べ
わたしは複数の保険会社の取り扱いができます。
そうなると考え方が大きく違ってきます。

スタンスの違い

そうなんです。
わたしはお客様の話をよく聞いてから状況や希望に合う
保険を提案し、なぜ提案に至ったかの説明をしてお客様の
問題解決になるようにしていきます。

それに対して専属の方は自社の保険のセールスポイントに
あわせた論理構成での話をしていき、自社の保険がベストに
なるように誘導されています。

どちらがいいのかではない

それはきっと保険の問題ではないと思います
この方とは話はずっと平行線でしたが、お客様にとって
選ばれる方とも感じていました。

保険会社や保険商品に目が行きがちですが
大事なのはだれをアドバイザーとして持つかでは
ないでしょうか。

結論は人選び

商品を売りたいだけの人か
それとも自分の問題を解決してくれる人か
人選びが失敗しない保険の最短距離です。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修
12年10月11日 08時10分52秒
Posted by: fpft
今の日本での世帯生命保険加入率は90%となっており
ほぼ全世帯が加入しているといっても過言ではありません
それでもごくまれに加入していない方がいます。

今回はその方の話です。

40歳になり家族もある男性でした。もちろん興味あるのは、
なぜ生命保険に加入していないのです。
もちろん勧誘を受けたのは数限りなくあるそうです。

残念ながらしっかりした保険セールスに出会えず、
もっと言えばその後ネットを見ても雑誌を読んでも胡散臭く
感じられ完全に不信感でいっぱいでした。

普通の人だったらセールスが多少おかしいことを言っていても
『まあ、そんなものかな』で加入してしまいますが、インテリジェンス
が高い方はそうはいきません。それが生命保険未加入の理由でした。

そうはいってもお子様が

しかしお子様が大きくなってくるとそうはいきません
お子様が中学生になってから自分にもしものことがあったらを
考え始めました。でもどうしたらいいのか

そんな感じでご紹介を受けました。
結論から言えば4度お話しする機会を持ちましたが
まだ1度も生命保険の話をしていません。

金融のプロが考える保険とは

FPは生命保険のセールスマンではない。
生命保険の前にFPは金融のプロでないといけません。
インテリジェンスの高い方にはしっかりとした金融のお話しをします

ではなんの話をしているのか。
金融の基本は金利と為替です、
この話がわかっていないから保険で失敗するのです。

大事なことは

保険はあくまでも金融商品の一部です
ましてや特別なものではありません。
そんなスタンスでお客様と接しています。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修
12年10月07日 08時52分39秒
Posted by: fpft
先日、お客様が海外旅行にいったときのことです。
ある損害保険会社の海外旅行保険をご案内して加入、
そして無事に帰ってきました。

無事に帰ってきたか『確認』のメールをしたのですが
返信はこんな感じでした。

『お陰様で大変楽しかったです。ただiphoneをホテルの床に
落してディスプレーを割ってしまったのが残念です。』
この時点ではお客様はiphoneが保障されることは知りません。

さてこのiphone、海外旅行保険で保障されるでしょうか
海外旅行保険の保障の中には携行品損害特約というものがあります。
携行品損害特約とはなんでしょうか

携行品損害特約とは被保険者が携行している被保険者所有の
身の回り品について、日本国内外における偶然な事故により損害が生じた場合
に補償する特約です。(損保ジャパンHPより)

そうです。この携行品損害特約でiphoneが保障されるかどうかです。
なぜならケータイは保険会社によって保障されないことがあるからです。
こればかりは保険会社に聞くしかありません

ちなみに今回の保険会社はOKでした。
当然、お客様は海外旅行保険で保障されるとは思っていませんでしたので
喜びました。さらに・・・iphone5発売時に買取してもらえることに。

保険は使いかたによってムダにもなりますし
入っていてよかったと実感することにもなります。
道具は使い手によって武器にもなります。

保険、住宅ローン、投資などの金融商品を選ぶ時には
金融商品を見るのではなく使い手をみましょう。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修
12年10月01日 16時39分20秒
Posted by: fpft
今日の話はものをいくらで買うのかです。

今から3年前までクレジット会社に17年勤務していました。
その時の実話です。

車を購入する時クレジット払にする方がいます。
いまのように低金利時代ではないころの話です。
実は19.75%の金利で販売していた中古車屋さんがありました。

例えば300万円を60回払で購入すると利息だけで170万円もつきます
新車1台買えそうなくらい利息を払います。
なぜこんな金利でも購入するのでしょうか。

実はお客様によっては月々の値段しか考えない方がいます。
『この金額なら払えるわ。買っちゃおうかな』こんな感じです。
だから金利なんて関係ないとこの中古車屋さん、強気でした。

しかし、やはり賢い方はそうはいきません。
即座に電卓で計算。
これ何%と必ず聴いていました。

さてここで保険の話です。
生命保険も同じです。保障を総額いくらで買うかが大事です。
あなたは総額、考えたことありますか?

例えば30歳の男性が60歳までの保障として2000万円
を考えたとしましょう。

安いとネットで売り込んでいるところで試算すると
月の支払いは4866円です。
総額は4866円×12ヶ月×30年で1,751,760円です。

これが2000万円の保障の値段です。

もう1つ長割りで有名な終身保険で試算してみましょう。
支払終わりを60歳にしてみました。
月に35120円です。掛け捨てから見ると高く見えますね。

総額は35120円×12ヶ月×30年=12,643,200円
終身保険なので解約返戻金があります。
60歳時の解約返戻金は14、648、000円です。

掛け捨てでは-175万円、終身保険では+200万円になりました。
どうでしょうか。

つまり人によって保険はなにがいいか変わるということです。
死亡保障に月に3万円以上支出できる年収の高い層に
安い掛け捨ての方がいいと言えますか。ということです。

是非、自分にあった保険を考えて欲しいものです。

お金が殖えるFPコンサルティング
永野 修
http://fpft.jp/
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