年金物価スライド制とは、公的年金の特徴の一つで、年金額の実質価値を維持するための制度のこと。

前年の1月から12月までの消費者物価指数の変動に応じて、翌年4月から自動的に年金額が改定される仕組みである。

私的年金にはない公的年金の大きな特徴である。

平成17年4月より、マクロ経済スライドが導入され、年金額の調整を行っている期間は、年金額の伸びを物価の伸びよりも抑えることとなった。