小銭入れの中でやたらと金色に輝いている五円玉を手に取ってみると昭和48年に製造されていた。
自動販売機の普及で一円玉や五円玉は最近あまりつくられていないと思うが、平成生まれの他の硬貨がくすんでしまっているのに、なぜ五円玉がこんなに綺麗なのか気になった。


ほとんど人手に渡らずにずっとどこかに保管されていたのか、逆にあまりに汚れすぎて誰かが磨いたのか?
世に出て40年が過ぎているのにまるで新品同様である。


最近、セサミンのTVコマーシャルで上半身裸で下はショートパンツの男性が反復横跳びをしていて、50代と思わせるナレーションが流れる。
顔が移されていないのがミソだが、50代の私から見て『そんなはずはない。』私自身の体を見ればすぐにわかる。
ひょっとしてあれはこの五円玉と同じカラクリかもしれない。