サラリーマンは役職が上に成れば成る程仕事の中で会議の占める時間が長くなる。
携帯に電話しても出ずに、何時間もたって忘れた頃に電話がかかってくる人がいる。
その時の言い訳は必ず『会議』である。
そうやってビジネスチャンスを逃しているんだろう、と同情したくなる。
私もそんな経験があるので良く分かる。


会議で困るのは、何時に終わるのか分からない会議である。
延々と同じ話を繰り返し、気がつくと一日が終わっていた、なんて事もあった。
始めから何時までと決めてもらえないと、次の約束もできない。
その為、会議のお陰で仕事ができなくなる。


次に困るのは、会議が発表の場となってしまって何も決まらないことである。
会議の目的はある議題に対して参加者が議論し、ベクトルを統一することである。
どういう方法でいつまでにゴールにたどり着くかを決めるのがベクトルの統一である。
そんな会議では、会議が終わった後には疲労感しか残らない為、仕事の成果に繋がらない。


参加者全員が『よし、これで行こう』と解散できる会議が本来の会議である。
などと思いながら昔のサラリーマン時代を懐かしむのが今の私である。


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