飛行機が飛び立つとき、
つまりテイクオフ(離陸)するときの原則をしっていますか?

航空関係者やスカイスポーツをする人なら常識なんですが、
テイクオフの大原則、それは「向かい風」であること。

そしてもちろん鳥も飛び立つときは向かい風。

飛ぶときは、飛行機も鳥もこの大原則は一緒なのです。


でも「向かい風」ってあまりいいイメージがないのです。

どちらかというと追い風の方がいい響きなんですが、
追い風のときはテイクオフできないんです。

しかも、追い風ではランディング(着陸)もダメ。

テイクオフもランディングも、「向かい風」が原則なんです。



というわけで…

逆風?逆境? それはwelcome!

今年のしんどい「逆風・逆境」…
それは、あなたが飛び立つときです。空たかく。


これは、高校3年生の娘の学級通信に
「しんどい1年だからこそ、前向きに」
と題して書いてあった内容です。

向い風はきついけど、
その風に立ち向かうからこそ飛び立つことができるし、
忘れてはならないのは、
飛び立つという目的があるということですね。


目的とは覚悟のこと。
やると決めることだと思います。

やりたいなぁでは目的になりません。


向い風の中を進むのは、容易いことではありませんが、
進む先にあるもの(目的)が明確な人は
そちらに向かって進むことができるはずです。

但し、進む方向が間違っていれば全く違う結果になります。
その方向があっているかどうかを常に確認しながら
進むことも必要なんですね。


娘も大学受験に向けて、
テレビがあってみんながいる
にぎやかなリビングで勉強をしています。

勉強をするときの私のイメージでは、
部屋で一人で集中してなんですが、
うちの娘は違うみたいですね。

それぞれのやり方(手段)なんだと思います。
手段はどうであれ、ゴールにたどり着けばいいのです。

みなさんの人生の目的(ゴール)は明確ですか?


【ライフナビ 中村浩明 Hiroaki Nakamura】
http://www.moneybalance-clinic.com/stuff.html