07年02月26日

不動産投資ゲーム

「不動産投資ゲーム」という本を読んでいます。ハーバード・ビジネス・スクールでの授業を元に書かれたもので、非常に分かりやすく、かつ、面白いです。
私が大学でファイナンスを教えるときも不動産投資について講義します。専門は株や債券などの証券投資で、不動産投資は専門外です。しかし、不動産投資はファイナンスを学ぶ教材としては最適だと思い、必ず講義することにしています。
ファイナンス理論に興味のある方は参考にしてみてください。
07年02月26日 | Category: General
Posted by: shigyo
ハーバード大のグリーンウッド教授の研究によると、若い(≒経験の少ない)ファンドマネジャーほど順張りをしがちで、これがITバブルの発生の一因になったそうです。
「順張り」とは、株価が上昇したら、その株を買うという投資手法。順張りは必ずしも間違った投資手法ではありませんが、ITバブルの崩壊時に見られたように、大きく損することも多いのも事実です。
投資信託を保有している方は、ファンドマネジャーの年齢を一度調べてみたらどうでしょうか?
07年02月23日 | Category: General
Posted by: shigyo
07年02月21日

401kの有効活用

昨日の日経新聞に「401k投信、手数料競争激化」という記事が出ています。401k(確定拠出年金)向けの投資信託の手数料が低下しているとのことで、資産運用をしている人にとっては良いニュースだと思います。
しかし、401kに加入している人の多くは定期性預金等の低リスク商品で資産運用をしているそうです。なんとも、もったいない話です。
401kは税金の面でも非常に優遇されており、また、金融機関も低コストの商品を揃えています。長期投資を行う場合には、毎年払う運用コストの僅かな差が、最終的に大きな違いを生み出します。
たとえば、リターン率が5%、コストが年0.5%だとすると、約16年で資産は倍になります。一方、リターン率は同じでもコストが年1.5%だとすると、約21年かかります。わずか1%の差が5年の違いを生み出すのです。
401kは長期投資に向いた制度です。有効活用を考えてみてください。
07年02月21日 | Category: General
Posted by: shigyo
先週発売されたクーリエ・ジャポンに投資信託に関するウォール・ストリート・ジャーナルの記事が転載されています。
この記事によると、今年になって投資信託の実績が突然良くなり、投資家が驚いているとのこと。しかし、実績が良くなったのはファンドマネジャー腕前が上がったからではなく、「5年リターン率の魔法」によるものだそうです。
投資信託の実績を評価するとき、過去5年間の平均リターン率を一つの指標として使います。たとえば、現時点で投資信託を評価すると、2002年から2006年までの実績が評価対象となります。
米国でITバブルが崩壊して、2001年は株式市場は大幅下落。2002年に反転して、今日まで上昇基調が続いています。
去年までは、この2001年の実績が評価対象に含まれていたため、公表される数字は低めになっていました。しかし、今年から2001年が評価対象から外れるため、公表される数字が「改善」します。これが「5年リターン率の魔法」のカラクリです。
非常に面白い記事ですので一読をお勧めします。
07年02月20日 | Category: General
Posted by: shigyo
07年02月19日

トンチン年金

「トンチン年金」というのをご存知でしょうか。17世紀、イタリアの医師トンティが考え出した年金制度です。たとえば、1人10万円ずつ出し合って、80歳まで生き残った人でそのお金を分配する、といった仕組みです。
高齢化社会を迎えて、私たちは「長生きリスク」に直面しています。老後のために貯蓄はしていますが、予想以上に長生きしてしまった場合、貯蓄を全て取り崩してしまうかもしれない。これが「長生きリスク」です。
これに対応できるのがトンチン年金です。今日の日経新聞で中前氏が、トンチン年金を商品として販売するよう金融機関に呼びかけています。読んでみてください。
しかし、金融機関が商品として販売しなくても、たとえば、友人を数人あつめてトンチン年金を作ることも可能では?実行可能かどうか調査して発表したいと思っています。
07年02月19日 | Category: General
Posted by: shigyo
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