円高が最高潮に達し、デフレにより円の金利はゼロ近くまで下がっています。

こんな時期はどんな運用をしたらよいのでしょうか??

円高メリットを生かして外貨商品を運用にくみいれたらどうでしょうか?

とくにこれからは冬のボーナスの時期でもあるため、慎重に貯蓄場所は吟味したいところです。

代表的な外貨がいまどんな状況にあるかを説明していきます。

上昇する声が多いのが新興国・資源国通貨です。

豪ドルやカナダドル、ニュージーランドドルなどの資源国通貨か買われやすくなるとの見解があります。

新興国としてはトルコやインドネシアに注目が集まっています。


【豪ドル】について
特に注目なのは豪ドルです。

なぜかというと、尖閣諸島衝突事件のときに中国がレアアースの輸出をストップする!!といっていたのは記憶に新しいところです。日本企業はいつ中国がそんなことをまた言い出すかわからないと中国以外のレアアースの産出国を躍起になって探しているわけです。その筆頭がオーストラリアなんです。また金なども南アフリカについで大きなシェアを持つ算出国なんです。
今後も豪ドル高に行く方向性は十分あります。

【米ドル】について
米ドルもまだまだ不安定ながらもこれまで十分売られてきたので、円やユーロに対しての買い戻しが始まってもおかしくない・・という見解のようです。

【ユーロ】について
アイルランドやギリシャの不安、さらにスペイン、ポルトガルさえもEUからの救済措置が必要とのうわさもあり、以前として不安が残ります。

【円】について
円高はひと段落していますが、輸出企業の円買い需要をどう見込むかが重要です。
輸出企業は売ったお金を外貨で受け取りますが、社員にはらう給料は円で払わなければいけないので、いかに有利なタイミングでドル売り、円買いをするかというのがとっても重要なんです。

円高は悪いことばかりではありません。円の価値が高いうちは同じ金額でも外貨がたくさんかえるので、ちょっと視点を変えれば逆にチャンスといえます。ことしの冬は外貨に挑戦しますか??

北海道札幌市のフライナンシャルプランナー(FP)金子賢司
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