7歳長女と3歳長男を殺害=ローン苦に心中図る?−父親を逮捕・新潟県警
8月14日1時3分配信 時事通信より

 13日午後4時ごろ、新潟県糸魚川市南押上の建築会社社員小笠原邦彦容疑者(35)から「子供を殺した」と県警糸魚川署に通報があった。同署員が自宅アパートで、小学1年の長女咲瑛ちゃん(7)と長男唯翔ちゃん(3)が死んでいるのを確認。同署は子供2人の殺人容疑で同容疑者を逮捕した。
 小笠原容疑者は「ローンで苦しく、子供を殺して自分も死のうと思っていた」と供述。糸魚川署は無理心中を図った可能性もあるとみて、動機などを追及している。 
 テレビのニュースで報道されていた時は
「新築中の住宅ローンの返済で悩んでいた。」
との話でしたが、いつのまにか住宅ローンではなく、ローンになっています。

「住宅ローン」が誤報だった可能性もありますが、マイホーム販売業者のスポンサーに配慮しての変更かもしれません。

 そもそも、まだ新築中なのに住宅ローンで悩むのは考えにくいですが、いくつかケースがあります。

 一つは、契約した際に想定していた金利から大幅に増えた住宅ローンしか借りることができなかった。

 住宅ローンの審査が普通の金融機関で通らなく、金利の高いところでしか通らなかった。そのため負担が大きかった。

 もう一つには、マイホーム業者が倒産した。

私のオリジナル小冊子『欠陥住宅より怖いマイホーム業者倒産』にありますが、マイホーム業者が倒産するとそこの負債が施主に降りかかるケースがあります。

そうなると4000万円の家を建てるつもりが8000万円ものお金が必要となってしまうかもしれません。

そういうことを知らずにマイホームの契約をしている方が大勢いらっしゃいます。

 いずれにしても、このような不幸が起こらないように、きちんとしたFPなどに相談をしてからマイホームを購入してください。