おはようございます。
早いものでゴールデンウイーク最終日
やりたいことがどこまでできましたか

ゴールデンウイーク中は休みだったのですが
電話は稼働していました。
様々な質問を受けた中で今日はこれを考えてみます。

医療保険は病気治療代のためにあらず

うちの父親は白血病で4か月半入院していました。
4か月半も入院させてくれたのはむしろ良かったのかも
しれません。なぜなら医療保険がでるから。

病院の請求額が1か月100万円を超えていましたが
高額療養費制度のおかげで食事代込で11万円程度。
1日あたりで計算すれば3700円ぐらいです。

この通り病院・治療費はなんとかなりました。
しかし長期入院になると就業不能となり収入が
4割近く減少します。(正確には1/3)

傷病手当金で給料の2/3を補えたとしても
決して余裕がある家計ではありませんでしたので
かなりこたえます。

なによりもしんどかったのは住宅ローンです。
収入減の中月に10万円からの支払いは
いうまでもなく苦しいものでした。

そうです。
医療保険は入院治療費のためではなく
生活のための保障といえるのです。

家計の保険はすべてトータルの戦略でないといけません。
もしも死亡したら、がんになったら、介護状態になったら・・・
生活がどうなるかという観点で組み合わせていきます。

結論をいえば医療保険だけで考えるなんて
まったく意味がないことなのです。
がん保険も同じです。

家計において保険は戦略です。
賢いあなたはどこの保険会社がいいの?なんて
質問が大した意味がないことが理解できたと思います。

戦略こそ独立系FP(ファイナンシャルプランナー)の
得意とするところです。
家計を本当の意味で考えるならご参考にしてください。

それでは最後の休日
くれぐれも事故のないようにしてください。

電話がよく鳴るファイナンシャルプランナー
永野 修

フリーダイヤル 0120-929-943