GWももうじきです・・・今年、住宅購入を考える人に・・・
投稿日時:2014年04月17日木曜日 13時25分30秒
ブログ投稿者:荒木不動産コンサルティングFP事務所 カテゴリー: General
GWももうじきです・・・
今年は、4月からの消費増税で多くの業界ではてんやわんやの大騒ぎであったのではないでしょうか・・・
スーパーのような小売店舗ではレジの消費税の税率の変更から値札の変更、事務所や店舗のオーナーの方は消費税増税による賃料改定のお知らせ、等々、バスや電車の料金改定、等々・・・
その手間暇を考えると、3月31日は、寝る間もなく働き詰めの人が大勢いらっしゃたのではと・・・感じます。
そして、いよいよ、GWが間近となってきました。
今年は4月26日から5月6日でしょうか・・・
2連休、一日おいて1休、3日おいて4連休、という感じです。
製造業等は、11連休などという会社も出てくるやもしれません・・・
例年、GWというと観光地は渋滞、宿泊場所は満杯といったような状態です。
私のGWていうと、長らく、住宅の営業の仕事をやっていましたので、GWは稼ぎ時・・・休むなどとという生活には縁がありませんでした。
4月のいまくらいの時期になると、モデルハウスで配るノベルティやパンフレットやリーフレット、各種キャンペーンの告知等で大わらわになっていました。
そして、GW、多くの人が住宅展示場に訪れてきます・・・
全ての人が、具体的に住宅の建築を考えられているばかりではなく、お子さんが展示場の催し物の仮面ライダーに会うために来場したという方も、相当数いらっしゃいます・・・・
例年の掻きいれ時のGW・・・今年はどうでしょうか・・・
3月末までに相当の消費増税の駆込み需要による契約が上がったようですから、その影響が気になるところです。
昨年が良かっただけに、その反動として営業マンのため息が聞こえてくるようです・・・
逆にいうと、需要と供給・・・買手側からすると、強気の値引き交渉のチャンスでしょう・・・
ハウスメーカーは、ある年はいっぱい建てて、その翌年はその分少なくていいや・・・というわけにはいきません。
毎年、継続して職人さんに仕事を出さなければなりません・・・
需要がおちれば、価格やサービスや質の向上を頑張って安定した受注を取り続けなければなりません・・・
建築は不景気のときに建てるべきとは、よくいわれることです。
とはいえ、消費増税後の駆け込み需要の後とはいえ、東北の復興需要や東京五輪需要で建築業界はバブル状態ですので、住宅建築は落ち込んだとしても、建築業界全体を考えると一概には、そうはいえないという気もします。
そうなると、住宅メーカーは、きつい立場となるわけですが、お客様には価格を頑張って、サービスや質を上げながら、その負担分を職人さんに転嫁することは厳しく、ここは我慢のしどきとなってくるでしょう・・・
何がいいたいか・・・論点がぼやけてしまいました・・・
個人的には消費増税後であっても金利水準の低いいまは、住宅建築のチャンスとかんじています。
住宅ローン減税は拡充されますし、住まい給付金の制度もできました。
もっとも、住宅ローン減税拡充のメリットは、ある程度の借入金を超えてこないと生じませんが・・・
強気の値引交渉の可能性まで考えると・・・3%の消費税分くらいは、辻褄があってくるような気がします。
ただ、それは、あくまで金利水準が低い、いまの水準が前提ですので、来年以降はどうなるか・・?
消費税10%も予定されていますし、金利はどうなるか・・・?
購入の予定があるなら、今年はチャンスという気がしています。
かといって、無理して購入するのは厳禁・・・
老後の必要となる準備資金や子どもの教育資金をよくよく検証したうえで無理のない住宅ローン返済額の範疇内で住宅の購入を検討してください。
また、都心部や都市近郊の路線価の比較的高い地域に持ち家の実家がある場合は、来年からの相続税の基礎控除額減額に伴う相続税にも気をかけてみてください・・・
もしかしたら、相続税の小規模宅地等の課税価格計算の特例の規定を適用させた方がいいと・・・同居の2世帯住宅にしようかといったような考えも浮かんでくるかも知れません。
そして、大事なのは生命保険の見直し・・・
保障は足りてますか・・・必要以上の保険に加入してませんか・・・保険料は割高となってませんか・・・
等々を考えながら・・・
検討していくことを、お奨めします。
個人的には、今年の住宅購入は、割といい状況なのではかんじています。
購入を検討される方は、くどいようですが・・・資金計画はくれぐれも老後の生活までをも考えてご検討ください・・・
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