先月は、某証券会社の相続のセミナーに参加しました。

今月は、三菱UFJ信託銀行の相続セミナーに参加しました。

そして、もう一回、幻冬舎の相続セミナーに参加してきます。

よくも、飽きずに何回も聴きに行くなと我ながら感心というか呆れかえります・・・

来年からの相続税の改正に向けて、各社、どんなお話で惹きつけるのかを確認したくて、ついつい足を運んでしまいます。

話す内容は、大体お決まりのパターン・・・

相続のスケジュール、遺産分割、争続対策、遺言、簡単な相続税シミュレーション方法、等々・・・

とても、参考になったのは、相続手続きの一覧と財産の棚卸のフォーマットでした。

これらのものを参考にして、今後の自分のお客様用ツールを作成したいと考えています。

いかに、簡単に、分かりやすく、間違えずに・・・伝えるには、どのように話をしたらいいのか、どのような資料がいいのか、・・・

いつもの悩みで、もはや・・・永遠の課題の様な感じがします。


そんな相続セミナー三昧の中で・・・気になる全く異なったセミナーがあります。

何かいいセミナーはないか、とパソコンで探していると興味深いセミナーがありました。

今年初めにも、予約をいれて聴きに行く予定だったのですが、仕事の関係でキャンセルしました。

そのセミナーは賃貸マンションのリノベーションのセミナーです。

都内で数多くのリノベーションを成功させている会社が、そのノウハウを教えてくれるものです。

築年数が10年も超えてくると、賃貸マンションンの競争力は一気に低下してきます。

それでも、20年、30年位までは、傷んだところを補修しながら、何とか持ちこたえていくでしょう。


リノベーションとは、大がかりなリフォームを施して、新しい価値観を創出する・・・そんなイメージをもっています。

斬新なデザインや間取りで、新たな顧客層を獲得する等々・・・

そんな例をいくつも成功させている会社です。

築20~30年位の賃貸マンションを所有している80歳代のオーナーの場合なんかですと、大規模なリフォームをすれば、相続税対策にも繋がりそうです。

現金やローンで、リノベーションをする・・・建物の評価は固定資産税評価額・・・いくらかは、建物の評価減となるでしょう・・・

相続税も下がる ・・・資産価値も上がる・・・空室リスクも減少する・・・

といった結果が理想でしょうが・・・はたして、そんなにうまくいくものなのか・・・

リノベーションの工事費に見合った資産価値のUPに繋がるものなのか・・・

賃料収入、売却価格に反映してくれるものなのか・・・

そんなところを、聞いてみたいと思っています。

老朽化した賃貸マンションは、本当に悩ましいものと思います。

ある程度のリフォームを施して賃料を下げて貸し続けるか・・・

大がかりなリノベーションを施して、賃料を高い水準で貸し続けるのか・・・

建て替えるか・・・売却するか・・・

等々、相続税が気になる方は、なおさらに、気になるところでしよう・・・

そのセミナーを開催している会社のHPに掲載されているリノベーション物件の賃貸情報を見ると、ガラス張りの浴室が良く現れてきます・・・丸見え状態・・・

これが・・・デザイナーズ・・・?というものか・・・と思いつつ・・・思わずブラインドの代金を頭で計算してしまいます。

私には、ガラス張りの浴室のマンションに住むことは・・・ちょっときついかもしれません・・・