昨年来より、資産防衛の難しい時期になってきたと感じます・・・

景気は、よくなってきたようですが、なかなかその実感が湧いてこない・・・

大手の輸出関連事業は、ここのところの円安で大幅な業績回復が図られているようです・・・

また、その業績回復は夏の賞与等にも反映されてきそうです・・・

また、東京五輪の開催を2020年に控え国立競技場周辺の再開発や湾岸エリアの新規開発等のインフラも含めた大がかりなプロジェクトが目白押しです・・・

東北の復興事業もあいまって、建設業界は需要過多の状況となってきました・・・

その効果で、建設費は高騰を続け、土地代が0円だったとしても、マンションの売却金額は坪200万円とも言われているような状況のようです・・・

そして、都心の商業ビル等の不動産の取引きも活発化してきているようです。

海外の投資家によるファンドバブルの再来と思わせるような近況をうかがわせます。

東京五輪までは、バブルになるであろうといわれています・・・

そして、東京五輪前のいずれかの時点で終了するとも・・・

アベノミクス効果や日銀の大胆な金融緩和で、円安と株高効果が産まれ、さらに東京五輪の開催が決定され、大きな経済効果が産まれることとなってきました。

そして、バブルとなってきました・・・

このバブルは東京五輪前に終焉するとも予想されている意見も耳にします。

この機に・・・不動産投資、株式や投信への投資、さらには相続税対策の貸家建築や不動産購入、生命保険の加入等々・・・に積極的に取り掛かりたくなります・・・

また、将来の年金への不安をあおって、不動産投資や金融資産運用の販売も活発化しているようです・・・


問題は、バブルの終焉後でしょう・・・

その後遺症がいかほどのものかは予想がつきません。

バブルの後遺症が致命的になっているケースは、景気上昇の波に乗り過ぎた過剰な投資や運用にあったと思います。

いつかは、バブルの終焉がおきることを念頭に、身の丈にあった適度な投資や運用に抑えておくことが無難かもしれません・・・

とはいうものの・・・もしかしたら・・・強気な投資や運用で大当たりするかもしれません・・・

こればかりは・・・

神のみぞ知る・・・

バブルに消費増税に相続増税・・・

資産防衛が本当に難しい局面となってきたような感じがします・・・